信じたいものを信じる。
昔、先輩ミュージシャンから教えて頂いた言葉なんですが。
色んな人が色んなことを言うと思うけれど、君が信じたいと思えたら信じた方がいいと思う。言ってる意味分かるかな…?
そんな風に声を掛けてくれたかっこいい先輩ギタリストは、当時の私からすると20以上も年上の大先輩でして。
とにかくがむしゃらに、誘われたらどんなセッションライブにも"行きます!"って言って一人で色んな場所に車を走らせては歌う!ってことをしていた私にとって、後にとってもいい影響を与えてくれたその大先輩の言葉が今も心にしっかりと刻まれています。
それはそれは色んなことを言われて、あーでもないこーでもないと否定されまくって生きてきた私の音楽人生の中で、私を励ましてくれる先輩たちって言うのは私にとって本当に有難い大切な、尊い存在でして。
こうして尊敬出来る先輩に出会えて、幸せな人生だなぁって振り返っては痛感している日々でして。
時に色んな人に色々と否定的な事ばかり言われて、なんだか納得出来なくて、悲しくて、傷付いてしまうこともあると思うんですが。(そんなに否定されて生きてるのって私だけ?笑)
そんな人の言葉を本当に心から信じたいと思えるかどうかが肝心で。
あーなんか言ってるなぁ、まぁどうでもいいんですが。なんて思えたらきっとそこまで気にしなくていいと思うんです。
というのが、相手のためを思って心から伝えたいことがある人って、多分ものすごく言葉を選んで伝えてくると思うんです。
誰を傷つけたい訳でもなく、ただ伝えたいことがある人は、器用な人でもそうでない人でも、何かを伝える時に、その相手を傷つけたりしないと思うんです。
そういう人の言葉は、言われた側も信じたいと思うし、きっと真意が伝わると思うんですよ。
だからきっと、自然と信じると思うし、それについて無意識のうちに一生懸命考えて、いつの間にか受け入れられてると思うんです。
その当時は色んな人に色んなことを言われ過ぎて、頭の中がぐしゃぐしゃにとっ散らかってしまっていたけど、今思えば、当時の私を応援してくれる人の言葉ってどこか暖かくて、すぐには理解出来なくても、ずっと心に残るような、そんな言葉だったんです。
自然と忘れずにずっと頭の中にあって、時々こうして思い出しては色々考えて。
有難いなぁと改めて思って。
まだ色々理解出来てない中でも、この人の言葉をきっと信じたいと思えてたんだよな、って今となっては思えると言いますか。
仮に今、あなたの中にそういう言葉が思い浮かばなくても、そのうちふっと思い出すと思うんです。
そのくらいのレベルなんです。
応援してくれてる人の大事なアドバイスって、本当に一瞬かすめるだけで。
だからこそ、大切なタイミングで思い出しては、自分をいつも励ましてくれるんです。
人を勇気付けたり、いい方向に進めるためのアドバイスみたいな言葉だったりってのは、誰も傷付けないし、かと言って決して上辺だけの言葉ではないし、なんかこう、心を燃やしてくれるような燃料になると言いますか。(煉獄さん泣)
あなたの情熱の炎が少しでも大きくなるように息を吹き掛けてくれるみたいな、そんな言葉だと思うんです。
今日はそんな、信じたいものを信じるお話でした。
それではまた明日。
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