台湾の女子サッカーを見て来た
ドイツ、イタリアに続き、女子サッカー観戦シリーズ(?)第三弾です。
台湾南部の高雄市にある高雄陽信銀行女子足球隊。元ジェフ千葉Lの若林美里選手、元ジェフ千葉L/マイナビ仙台レディースでU20代表の佐藤瑞夏選手、元ちふれエルフェン埼玉の塚本奈緒選手がプレーしています。練習にお邪魔してきました。これが・・・すごい。
ホームのスタジアムには選手のバナー(?)が。筋トレルームも見えます。
ここのスタジアムは高雄陽信銀行女子足球隊専用。ラ・リーガからテクニカルダイレクターが派遣されている男子のスクールはあるけど(台湾唯一)、男子チームはありません。
なに、このロッカールーム!こんなの持ってるWEリーグないし、Jリーグよりも凄くない?選手の名前プレートついてるし。中に入らせてもらいましたが、きめ細かな心遣いがあちこちに行き届いていて感服しました。なにより普段練習がスタジアム。手入れの行き届いた天然芝。すごすぎです。
ホーム開幕戦は初の有料試合。にもかかわらず、一部のWE試合より結構な集客だったそうです。ぜひともホームの試合を観たかったのだけどあいにく日程が合わず、アウェー試合に行ってきました。
高雄市は台湾第2の都市。大都会で博多みたいな感じ。いっぽう、アウェーが行われた花蓮市は、新幹線の通っていない太平洋側にあり人口11万。自然が豊かなエリアです。
試合会場は花蓮県立美崙国民中学。公立中学校のサッカーグラウンドです。台湾ムーランフットボールリーグは全部で6チームあり3巡します。有料無料は運営チームが決定し、この日は無料試合。
対戦相手の花蓮は昨季ぶっちぎりで優勝したのに今季は開幕2試合負けていてこの日は第3節でホーム開幕戦。負けるわけにはいきません。
観客は全部で30人ぐらい。WEもだけどチームによって集客力も資金力もだいぶ違うようです。
試合は残念ながら1-0で敗戦。私が観に行くと、いつも負ける気が・・・。相手チームの10番41歳の体幹がすごかった。どちらのチームもプロとアマが混在していてサッカーが副業の選手もいるらしく女子サッカーの課題は世界共通の模様です。
試合後は、若者達と美味しい焼き肉を食べました。楽しかった!