デビットライス氏の書評の空虚を論ず
つい先日、デビットライス氏による、御田寺圭著「ただしさに殺されないために」の書評が彼のブログ上にアップロードされた。
私は御田寺氏のこの著作を読んだわけではない。しかし今から行おうとしているのはこの「書評」に対する批判である。自らが読んでない本の書評の批評をするのもどうかと思うが、これは私の怠慢であると同時に、そのことによりメタ的にこの書評の問題点を炙り出そうとする戦略であると理解していただけたら幸いである。
ライス氏によるこの本の批判の主骨格は、つまり「御田寺は上記で