くわしすぎる自己紹介とサスティナブルを発信する理由①
最近、「なんでサスティナブルについて発信してるの?」と聞かれることが増えた。
そんなこと言われましても…。一言じゃ語りきれないので今回は思い切って自己紹介について!
人生のターニングポイントをピックアップして全2話でご紹介。
名刺代わりに、どうぞ。
埼玉県に今城家の長女として爆誕。
幼稚園の頃からお稽古で1週間の予定がびっしり埋まるくらいハードスケジュールな幼少期を過ごす。公文式やバレエ、ピアノ教室など、様々なお稽古を習ったが、人から与えられた機会の中で取り組むことが好きではなかったので、よくサボったり脱走したり(?)して、先生たちを困らせていた。
その当時、一番好きだったことは自作のゲームを近所のお兄ちゃんたちに共有して、遊んでもらうことだった。
決められたルールの中で行動することが嫌いすぎて、補導される。
スケジュールびっしりな幼稚園時代が終わり、「自由な小学生生活が始まる!」と期待していたが、小学校入学式後のオリエンテーションで即幻滅してしまった。
先生からの「あれはダメ」「これはダメ」、「時間がきたら、みんなで同じ行動すること」という趣旨の説明がありすぎる、と。
リベラルな義務教育を期待していたのだが、ルールだらけの集団生活を6年間も送らなければいけないのかと、幻滅してしまった。
案の定、日常生活がルールだらけになってしまったので、小学生なりにストレスがたまった。
そこで、自由で楽しいことを見出したかった私は友達に、あるゲームを作って学校の帰りだけは思いっきり楽しむことに。
それが、ピンポンダッシュゲーム。
自宅から学校まで15分ほど距離があったので、片っ端からインターホンを押しまくっては逃げた。覚えているだけでも被害は数十件におよぶと思う。w
1年生の前期はほぼ毎日ピンポンダッシュをして過ごしていたので、防犯カメラを付けている住人から学校に相談があった。そしてある日、防犯カメラ付き住宅のインターホンを押した瞬間に、補導された。
それが最初で最後の警察に補導された事件だった。その事件をきっかけに、ルールに則って生きようと、心に誓った。
月収40万円とバックパッカー。
中学・高校は割とルールに則って、割と普通な学生生活を送り、そこそこ順調に大学生になった。
そんなある日、我が家では父の会社が倒産するという割と大きな事件が発生。
我が家の経済は父の給与で回っていたので、大打撃を被った。
当時大学に入学したての私は、ひとりの所得に頼ることはリスクがあると感じたし、(当時母はパートだったので)女性も社会で活躍して稼がないとダメだな、と身をもって感じた。
・・・
そこで大学1年生から始めたのが、新聞営業のアルバイト。私は昔から「ここで結果を出す」と決めた場所では異常なくらい結果に執着して成果を出す性格だったので、ある程度腹をくくって営業の門を叩いた分、誰よりも集中してPDCAを回し、営業数字と向き合った。
集中して物事に向き合うと、とんでもなくパワーを発揮する性格が功を奏したのかもしれない。
仕事をしている感覚というよりは、完全にゲーム感覚を味わって、毎回アルバイトに行くのが楽しくて仕方なかった。
そして長期休み中の月収が40万円になり、稼いだお金で一人旅を経験した。国籍問わず多くの人に出会ったことで、リベラルな発想に触れることができ、自分の中の視野が広がった貴重な経験となった。
「ここで結果を出す」と決めた、その先にあったもの。
社会人になり、「ここで結果を出す」と決めた仕事では、だいたい結果を出してきた自負はある。
ただ、結果を出した先に開かれると思ってた道が、案外違っていたことも多々あった。結果を出した先には、また結果を求められる道が待っている。
そんな数字だらけのゲームの世界に「これで良いんだっけ?」という疑問が出てき始めた。
そして、会社員を一旦退職。フリーランス生活をスタートさせた。
経済成長とサスティナブル
いよいよ本題の、環境問題に関心を持った理由について話をする。
フリーランスとして活動している中、ご縁がありPR会社でディレクター&営業として、どっぷりPRの世界を経験することになる。
この仕事が私の考えを確固たるものにしてくれたと思う。
・・・
ディレクターを始めてからは驚きの連続だった。
たとえば、インスタでPRされているプチプラの服のほんどが中国から輸入されており、地球環境に良くない方法で生産され、労働環境が非常に悪い中で働かされている工場から格安で仕入れている状況。
そんな品質の悪い、プチプラの洋服がSNSによって飛ぶように売れていく姿。
そして、そんな事実は全く知らずにポチってしまう、悪意のない消費者たち。
今日ではSDGsが普及し、様々な指標の中で企業の在り方を見直す取り組みがされているが、まだまだ実生活でSDGsの普及を感じるには程遠い現実を知った。
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