仕事から生活まで全て完結型の家に住むこと
2020年6月の緊急事態宣言が明けた直後に、我が家は東京の家から北海道に引越しをした。
本当は物件の下見に3月くらいに北海道に足を運びたかったのだけど、コロナの影響で現地に行くことはできず、物件の内覧をオンラインで済ませることになった。
限られた情報の中で部屋を決めなくてはならず、
「本当にあの部屋で良かったのかな?」
と契約後も物件の写真を何度も見返した。
期待と不安でソワソワしている人間2人と、状況を全く把握していない生後5ヶ月だった猫のちゃんこ。
引越し当日は雨が降ると言われていたのに、からっと晴れた。
そんな予想外の晴天に、なんとなく元気付けられたのを覚えている。
では、そもそもなぜ私たちが移住を決めたのか?大きな決断に至るまでのちいさな決断や思いの数々を紹介する。
生活から仕事まで全て完結できる家を探して
家には様々な用途があると思っている。
設備面の話ではなく、"どう生活するか?"という生活用途のことだ。
私たちが東京で借りていた家は、
”休息するための家”。
平日の夜や休日を過ごすのにベストな立地とちょうどいい間取りだった。
なので、昨年引越しを決行した最大の目的は、”生活するための家”から”仕事から生活まで全てを完結できる家”に居住シフトをすることだった。
きっかけは4月の緊急事態宣言で自宅にいることが増えたこと。平日日中を自宅で過ごすことで、今まで感じなかった間取りの違和感や景観、周囲の騒音などが気になり始めた。
オフィスへ行かずに最大のパフォーマンスを発揮するためには、家の中を仕事と生活がうまく交差させる仕様に変える必要があるということが判明。
今後コロナが長期化するだろうと見込んでいた私たちは、家賃が安く広い家を探し始めることとなった。
北海道の住みやすさとは
北海道に移住を決めた理由は、様々なサイトをチェックしたところ、圧倒的に生活コストのコスパが良いことが判明した。
実際に物件を見てみると、東京で支払っている家賃で北海道ではかなり豪華な家に住めることに驚きを隠せなかった。
また、近くに山や森があるにもかかわらず、電車で15分ほどで札幌駅まで行けることは最大のメリットとなった。
私たちが今の部屋に出会ったのは、たまたまインターネットで部屋探しをしていたら、不思議な間取りだけが掲載されている物件が目に入ってきた。
明らかに窓の面積が大きいことに、少し期待をしながら問い合わせたことを今でも覚えている。
オンライン内見当日。
不動産屋さんが家のドアを開けてリビングに入った時、明るくて大きな窓から見える山の景色が広がった。
それが決め手となった。
(引越し当日、新居に到着した時のちゃんこ。全員外の景色に釘付けになった。)
現在、我が家は広さ70平米の2LDKの家に住んでいる。
東京に住んでいた頃の家に比べ、30平米ほど広くなり、家賃は半額近くに下がった。
生活コストが下がったおかげで、家のインテリアにこだわることができ、着々とおうち時間を充実させるためのアイデアを実行させている。
インターネットで全て情報収集ができるので、地方だからといって、これといった不便さは…
今のところ雪くらいだろうか。(神経を集中させて歩く必要がある)
ただ、全ての物件が当たり、というわけではなかった気がする。(今、比較していた物件の近くを通ると、つくづくこの家にしなくて良かった...という気持ちになる)
わたしちのように初めての地方移住でフルリモートを考えている人がいたら、物件でどこを見るべきなのかのポイントも今後お伝えできたらと思う。
また、北海道移住に興味があったらお気軽にDMいただければと思います。
それでは、明日の配信をお待ちください。
では。
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