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あなたの笑顔を忘れない~2024年のクリスマスイブ~

良いクリスマスイブだったと思う。
恒例のチキンを食べて、野菜もたっぷり食べて、ケーキもいただいた。
何より、一緒に過ごしてくれるパートナーがいてくれることに感謝。

そして、2024年のクリスマスによせられた、カトリックの司教のメッセージをYouTubeで拝聴した。
こういうのがあってこそ、本当に心に響く、本当の意味でのクリスマスのお祝いになると思ってる。
教会に行かなくなった今でも、教会のクリスマスは温かく、ミサは美しいと思えてならない。

それで終わると思っていたクリスマスイブ。
久しぶりにFacebookを見て、ある投稿に息が止まった。

長らく会っていなかった友人が、今年亡くなっていたことを知った。
彼のくったくのない笑顔がたくさん、本当にたくさん思い出された。

そんな彼は熱心なクリスチャン。
今日という日をどれだけ教会で迎えたかったか。
そして43歳という若さでこの世界を去ることに、どれだけ無念の思いだったか。私の想像を超える。

私もいつかこの世を去るわけで、「いい人だった」なんて記憶されなくてもいいけど、誰かが私のことを思い出したとき、その思い出は笑顔であってほしいと思った。むずかしい顔とか、悲しい顔ではなく、私の笑顔を思い出してくれる人が一人でもいたら、私は素敵な人生を送れたのかな、と。

子供もいないし、誰かに何を残すって生き方をしてるわけでもない。
だけど、笑顔の思い出があれば、少しは心が温まる。

その友人には、生きて、幸せになってほしかった。
結婚願望がありながらも、いつも一人だった。
不器用だったのね、きっと。
私みたいに事実婚で大満足しない、物事をきちんと考えて、進めていくタイプだった。ま、価値観の違いですね、その辺は。

奇しくも、クリスマスイブという、イエス様のご降誕の日に、今生きていることの尊さをあらためて知ることになった。
それも含めて、クリスマスプレゼントといえなくもない。
でも彼には、生きていてほしかった。

来年の今頃はどんな思いでいるのか。
素敵な一年にしましょう。
毎年この時期に、その友人の笑顔を思い出して感謝しましょう。
私の人生は続いていく。

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