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<ロードバイクの膝痛>#3 腸脛靭帯炎の原因
こんにちは、食欲が止まらないAnnaです!
登れるようになりたいなら減量すべきなのはわかってるんですよ...?
わかってるけどできない悲しい人間のSAGA☆
さて、今回は私が悩んだ(悩んでいる)腸脛靭帯炎の原因とその改善方法を探っていきたいと思います。
腸脛靭帯とは?
出典:https://www.msmn.ac.jp/archives/8136
”腸脛靭帯は大腿筋膜張筋と大殿筋の付着部ならびに腸骨稜を起始としており、股関節と膝関節の二関節を跨いで脛骨外側にあるガーディ結節に付着する” (富山 2016)
つまり、簡単にいうと腸脛靭帯は股関節の横からふくらはぎの骨の外側の上部分までを繋いでいる靭帯です!
腸脛靭帯の役割
では、次に腸脛靭帯がどんな場面で力を発揮しているのかを見ていきたいと思います。
そもそも、靱帯は、関節を補強したり、動きを制限したりする働きをします。 数多ある靭帯のうち、腸脛靭帯は、
”股関節の内転・膝関節内反・下腿内旋に抵抗し”、”腸脛靭帯の上部に付着している筋肉(大腿筋膜張筋と大・中臀筋)が収縮すると、膝と腰の結びつきを安定させています。”
つまり、膝や股関節が動くときに、内側に捻れる動作を抑制して安定させてくれています。
いろいろある動きの中でも、股関節の内転において伸びが大きいそう。
腸脛靭帯炎の発生原因
ランニングやサイクリングをしていて、膝の外側が痛い...となったら腸脛靭帯炎の可能性があります。
俗に腸脛靭帯炎はランナー膝と呼ばれており、マラソンランナーやロードバイクなど、同じ動作を繰り返すスポーツを行う人が発症しやすいそうです。
ここまで紹介してきた股関節から膝に伸びる腸脛靭帯は、普通に立っていると外側上顆(太ももの外側の骨)の出っ張りの前に位置しています。
しかし、膝を曲げていくと、あるポイントで出っ張りの後ろに移動します。
この乗り越える動作の時に、靭帯と骨が擦れることを繰り返すと、腸脛靭帯が炎症を起こして痛みが発生します。
参照:https://seikei-online.jp/column/knee/1250
炎症が発生してしまうのは、①何度も ②強い力で 骨と擦れるからです。
よって、腸脛靭帯炎を発症しないためには、擦れる回数を減らすか、擦れる力を減らすか、両方に取り組む必要があります。
まとめ
今回は腸脛靭帯の場所とその役割、なぜ炎症を起こしてしまうのかを検証しました。
次回は、いよいよ炎症が起きないようにするためにはどうすればいいのかをサイクリスト目線で検証していきます!
乞うご期待!
参考
https://clinic.adachikeiyu.com/1097
https://xpert.link/column/173/
https://xpert.link/column/177/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_H4P1231/_pdf
https://mainichi.jp/articles/20140804/mul/00m/050/01200sc
https://seikei-online.jp/column/knee/1250
https://funride.jp/serialization/dr_riechi_karada_clinic02_3/