フォームローラーの使い方
こんにちは!雨が降っていても寒くなければ気にせず走ってしまうAnnaです!
一緒に走る人は巻き添えを喰らってちょっと可哀想ですが、やめる気はありません🤣
さて、今回は最近コーチとRan先生におすすめされ、お気に入りになったルーティン、フォームローラーのメリットと使い方を紹介したいと思います!
(お手軽プライスの私が買ったやつ↑ 十二分に満足できるクオリティですw)
(本家↑)
フォームローラーのメリット
そもそも、フォームローラーはなんのために開発されたのかというと
「筋膜リリース」
のためです。
筋膜(またの名をファシアという)とは
筋肉を包む膜のことで、ウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込むため、組織を支える第二の骨格であるといわれています。筋膜は筋全体を覆っている最外層の筋外膜、いくつかの筋線維を束ねて覆っている筋周膜、さらに筋線維1本1本を包む筋内膜との3種類に分けられます。
※筋膜の分布のイメージ
出典:https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/about/index2.php
この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の委縮や癒着が時にコリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になります。
※トリガーポイント公式ホームページより
そして、全身に張り巡らされた筋膜がさまざまな原因によって凝り固まることで、繋がっている部分にまで影響を与えることもあるそう。
よって、この筋膜をほぐす=筋膜リリースをすることにより、全身のコリや不調を改善する可能性があります!
フォームローラーのぼこぼこした不規則な模様は、筋膜をより効果的にほぐすためにあるそう。へ〜
また、私の場合は、疲れた筋肉をほぐす目的でも使っています!
一般的なリンパ流すもみほぐす系のマッサージは効果があることがわかっているものの、マッサージをする手が疲れるので、ごろごろするだけのフォームローラーの方が私にはめんどくさくなくてよかったです😂
色々医学的なメリットもありますが、そこの検証は専門家 ↓ に任せるとして、私の所感で言うと、フォームローラーでごろごろほぐすとすっきりして、なんとなく疲れが和らぐので気に入ってます!
フォームローラーを使ったマッサージ方法
①気になる部分があれば、そこにフォームローラーを当てます。
②自重を使って、ゆっくり(全部で30~90秒位) 広めの範囲で転がします。
”広め”とは、具体的には気になる筋肉の起点から終点までを指しています。
筋肉の起点や終点がどこか知っている方は多数派ではないため、広めと表現しましたが、もし興味があれば解剖図を調べてみると面白いですよ!
また、気になる筋肉があったとして、実はそれではなく、その近くにある筋肉が凝っていることによってその筋肉が凝っている場合もあるので、広めに行うことを推奨します。
おすすめのマッサージ部位
私の場合は、股関節から膝まで伸びる、太ももの外側の靭帯(腸脛靭帯)が気になるので、お尻の横の窪みあたりから膝までを、まるでサイドプランクをするかのようにフォームローラーを転がしています。
また、腸脛靭帯はお尻の筋肉(大臀筋や中臀筋など)とも繋がっているので、フォームローラーの上に座って、左右に揺れながらごろごろしています。
ボールタイプのものを持っていたらそれを活用してもいいですね!
さらに、腸脛靭帯の反対の筋肉の、太ももの内側の筋肉(内転筋)の柔軟性も取り戻すことで腸脛靭帯の緊張が緩和される可能性があるので、そこもほぐすようにしています。
他にも、太ももの前面や背中、腰、肩周りなどもおすすめです。
続けることで腰痛や肩こりが緩和されるかもしれませんよ!
YouTubeなどにもたくさんマッサージ動画が上がっているので、具体的に気になる部分があれば探してみてください〜
注意点
やりすぎることによって、皮膚を痛めたり、筋肉を傷つけてしまわないように、
・強くやりすぎない
・一箇所を長くやりすぎない
ことに気をつけましょう〜
まとめ
基本的に寝っ転がって気になるところをごろごろするだけなので、スマホをいじりながら体のケアをしてすっきりできるところが最大の魅力です!
やって損はないので、少しでも気になったら騙されたと思ってぜひ試してみてください!
ズボラな人にこそおすすめです!笑
コーチ↓
Ran先生↓
参考
https://kawatanihibiki.com/evidence/myofascia-release-true-or-false/
https://www.womenshealthmag.com/jp/fitness/a69600/what-is-fascia-20100123/
https://www.muellerjapan.com/triggerpoint/