好きな怖い話
・男の子が帰宅して玄関で母親を呼んだら2階の奥で「はあ〜い」と声がして、嬉しくて声をかけながら階段登ってると母親が買い物袋をさげて「あら帰ってたのね〜」などと言いながら玄関に入ってきたので踵を返し、階段をおりながら振り返るとギギギと閉まりかけるドアの隙間に白い顔が見えた話
・学校だか病院だかでよく分からん女に追っかけられてトイレの個室に逃げ込み、ドアをバンバン叩かれるなか失神して気づいたら朝になっててあたりは静かで「助かった」と思ってふと上を見たら女が無表情でこっちを覗き込んでいた話
・友達からラジオ番組を録音したカセットテープ借りて聴いてたら終わりの方に「夜の海に浮かんでるものでしりとりしよう(男の声)」「にんげん(子供の声)」って聞こえてバチーン!とラジカセの停止ボタンが跳ね上がった話
・一人暮らしのへやで、たまに「ん〜…ん〜…ん〜…」という正体不明の声が近づいてくることがあり、念仏を唱えると遠ざかるのであまり気にせず暮らしていた。ある日性能のいいヘッドホンを買って、ウキウキでしばらく音楽聴いて満足して外したら耳もとで「んーーーーーーー」という声がしたという話。
・エレベーターで異界に行く方法
ネットで検索したら詳細は出てくる
・小学校の授業時間中いきなり女の不明瞭な声で「…さい、なります…」と繰り返し校内放送が流れてみんながパニックになるなか、ある男性教諭が放送室に様子を見に行ったがほかの教師たちに問われて「特に誰も見つからなかった」と報告したが後に休職して最終的に教師を辞めてしまった。子供たちの間であの放送本当はなんと言ってたのかな?という疑問が取り沙汰されたが、最も有力な説が「みないでください、おかしくなります」だったという話。
ネットでは有名な長編の怪談がいくつかありますが、短い話のほうがインパクト強くておそろしい気分になります。状況説明や後日談が省かれているぶん想像を刺激されるというか。長い話がこわくないとかではないのですが…。有名な長編ですと、リゾートバイト、リアル、禁后あたりが好きです。気が向いたら読んでみてください。Google検索したらすぐ出てきますので。
一人暮らしでウッカリ怖い話を読んだらこわくてこわくて風呂トイレに行けなくなって困るかもしれませんが、私のうちにはふわふわのデカい犬が常にいるので強気で怖い話を読むことができるんですよ。いいでしょ
終わり
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