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「食農の多面的機能」について思うこと

こんばんは。今日もお疲れ様です。

私は現在、学生であり、食農について色々と学んでいます。

やっと、前学期が終り、一息ついたところで、今まで学んで感じたことを書いてみたくなりました。


そもそも、私が、なぜ、この進路を選択したかといえば・・・

それは、「食」や「農」には人々の暮らしをより豊かにしていく、様々なパワーがあると感じたからです。

これは、ほぼ直感のようなものだったのですが、大学での学びを通して、やっと、この直感の正体をつかみつつあるように思います。

分かりやすく言えば、本日のタイトルにした、「食農の多面的機能」です。

農には「食料生産」、食には、「生命保持」という大きな役割があります。これは大前提です。

でも、それだけでよいのだろうか?という気持ちが沸き上がっていきます。あと数百年後には、一粒食べれば、一日分の栄養を摂取できるカプセルが誕生するかもしれません(笑)

そうしたときに、食農の前述した役割は不要になってきます。

では、農や食が完全になくなっても、いいのか?

私の答えはNOです。

それは、農業によって保たれる豊かな風景、世界各国や日本各地で築かれてきた食文化とその多様性、農や食によって人々が集まること(=「団欒」)

このような「食農の多面的機能」に少なからず、価値を感じているからです。

私を含めて、現代の人たちは、これらをなかなか享受できていない反面、その価値に気づき始めています。

だから、もっとその恩恵を受けられる、機会を増やしたい。食農のそういった面を引きだして、色々な人に届けたいと思うのです。

それらで私たちは、豊かになることができると考えます。もしそうであれば、後世にも残したい。


ここには、「ビジネス」という手法が一つとしてあるように思います。

就活をするなかで「ビジネス」とは何なのか?ということを考えさせられました。今まで、私はどちらかというと、「ビジネス」というものにあまり、いいイメージを持っていませんでした。利益追求のために、色々なものを犠牲にしなくてはならないものであると思っていたからです。(あくまでもイメージです)


でも、ビジネスも様々で、やり方次第。

そんなことが、ようやく最近分かってきました。

「お客様を幸せにしたい」、「お客様に価値提供をしたい」というその本質的な部分を一番大事にして、しっかり成り立っている、ビジネスも多いことに気が付きました。

そういったビジネスの共通点は、一緒に働く仲間も含め、その企業に関わる人すべてのことを大切にしているということです。「人を大切にしている」というこです。

人々が価値を感じたところには、ちゃんとお金が流れてくる・・・。

そんな風に思いました。


最近、「ああ、こんなふうに働きたいな!」と思える方に、出会える機会が多くて、とても励みになります。

まだまだ、成長したいことばかりだけれど、「人を大切にする」その本質のためだったら、なんでも頑張れると、思うのです。

そして、そのうえで、何が大切かと言ったら、本当の意味で自分を大切にするとことだと思うのです。ここは、日々実践する中で、もう少し、試していきたいです。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました!




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