Iターンと、新しい生活
いまの生活について、少しお話しようと思います。
私のIターン生活、新しいキャリアが始まって、もうすぐ1年を迎えようとしている。
私は転職先を選んだ結果として、Iターンをしたわけではありません。
Iターンをきっかけとして、転職活動を行い、新しい仕事をはじめました。
よく、Iターンとか、地方移住とか、Iターン転職と耳にするけれど、そのきっかけや目的によってぶつかる壁は人それぞれな気がします。
地方への移住を目的としたなら、ここが思っていたのと違った、とか。
理想のキャリアチェンジがきっかけでIターンをしたなら、その土地特有の悩みを持った、とか。
なにがきっかけであっても、何かしらのギャップは感じるとおもう。
私自身、新生活をはじめて半年が過ぎても、一向に慣れなかった。
新しい職場の環境もあり、身体的に疲れを感じたり、PMSも明らかに悪化して、精神的にも辛かった。
訳もなく涙が出る日もたくさんあった。
でも、そんな自分を少しずつ振り返って、認められるようになったのも、ここ最近の話。
最初の頃は、“辛い”と口にしたら終わりだと思った。
”帰りたい”、”戻りたい”、そう言ったら、必死に繋いでいる糸が切れると思った。
それがようやく最近、少しずつ自分の気持ちを落ち着かせて、最初の頃は辛かったんだと認めることが出来るようになった。
右も左も分からない、見知らぬ土地。
友達もいない。新しい友達も作れない。
オンライン上でしか実現しない、友達との会話。
大好きなアパレルブランドも、コスメも、すぐに直接手に取れる環境を失って、そんなのネット上でいくらでも目に出来るのに。
東京の新しいカフェやレストランやお店だって、情報は入ってくる一方で、すぐに行くことは出来なくなって、そんなの元々すごく熱心だったわけでもなかったのに。
そんなの分かっていたことだし、そういうことにあまり固執しないと思っていたのに、そんな一つ一つが悲しくて仕方なかった。
新しい職場も、心のどこかで認められない自分がいた。
前の仕事のことは、遠い過去のようで、振り返ることさえ怖かった。
私も元々地方出身なのですが、やはり知らない土地へ移住するのは、どこかしら孤独を感じると思います。
最近は豊かな自然に癒されることも多いけど、最初の頃はそれすら受け入れられなかった。
少しずつ前向きになってこれたのは、周りのあたたかいサポート。
そして時間が解決してくれるところが多いです。
こんな短くて、まとまりのない文章だけど、
やっと自分の気持ちと向き合って、形に残すところまでこれた。
そんな自分を肯定したい。
これからは更に自分と向き合って、
より晴れやかな毎日を目指します