寂しさ
寂しい
この一年間抱え続けていた、寂しい、というこの感情
逃げられない
確かに自分の中にある
いくらSNSで繋がっていたって
いくら自然が豊かだからといって
いくらご飯が美味しくても
否定するひとを否定したくなっても
ひとには肯定してみせても
寂しいは、確かにあった
消えないままだった
遠いは寂しい
距離は寂しい
変化は寂しい
減るのは寂しい
それだけ
暗くて、寒くて、広くて、寂しい
緑は鮮やかで
白さは美しくて
空気は澄んでいて
星空が広がる
それを強くて、あたたかいと、
思えるように
なるのかな