私がFセクになった理由(前編)
昨日は初投稿にも関わらず、目を通していただきまして大変恐縮です。
本日は、昨日書かなかった部分について深掘っていこうと思います。以下の文章は、某サイトにも投稿したものとほとんど同様のものです。
いつも応援ありがとうございます。フォロワーさんたちの思いは、いつも心の支えとなっております。
さて、皆さんの中には唐突にFセク化した私を、不思議に思われている方もいるかもしれません。というか、正直に仰らなくても、精神的統計学として居ると私は思います。なので、私にとってリアコとはどんなものなのか、そして何故リアコになったのかを説明しておこうかなと思っています。温度差や解釈違いなどがあると、やはりすれ違いが出てきてしまう恐れがあると、私自身も説明の必要性を感じているからです。
親しいフォロワーさんなら、私がちょくちょく「人の気持ちや考えていることが非常に読めない」って告白していることはご存じだと思います。特にそれは異性間の、友達から踏み出す?踏み出さない?の忖度時期の微妙な会話の際に顕著に障壁となって、毎回相手に違和感を抱かせてしまいます。またそれだけでなく、私は男性がすごく苦手で、というか子供の頃の心ない発言がトラウマになって本当にダメでした。何故なら、幼い頃に流行った、今は死語の「KY(空気読めない)」を連呼され、ウザいとか、意味不明なヤツとか、陰口(というか小学校の時は直接)を叩かれていたからです。
大学に至るまで、
「悪い人じゃないけど、ちょっと(というかかなり?)変だよね。面白いけどさ」
とか
「ずっと一緒にいるのは……」
とか言われているのも知っています。
そして、私は恋なんて向いてないんだな、とかって本気で悩んでました。実際、心無い言葉を男女問わず知り合いからだけでなく、親友だと思ってた人から言われたこともありますし、自分でも自信がありませんでした。それでも、誰かのことを本気で好きになってみたかった。何より恋バナして盛り上がる友達が、愚痴りながらも輝いていたのが遠くて、眩しくて、時々置いていかれてるような気がしてました。その反動で、勉強に対する努力と自分磨きへの負荷は誰にも負けない自信があるけど、これでいいのかな…って疑問に思う日々ばかりでした。だから頑張ってみることもあったんだけど、恋ってどんなのかなっていう淡い期待が生まれてから、ここに来るまで挫折ばかりでした。やっぱり、自分には恋することさえ望めないのかなって、正直思ってました。
けど、そんな私がいつの間にか本気で恋していたんです。これって本当にすごいことで、私の人生で初めてのことです。ずっと一緒に居たいなぁって思えて、どんなに自信がなくてもその人のためになら頑張ってみたいって思えるんです。世界が急に明るくなって、毎日が楽しくて、どんなものを見ても、「彼ならどう思うかな?」とか「彼に見せたらどんな反応するんだろう?」とか。気づくのには時間がかかりました。今までの「推してる」っていう感情とは明らかに違っていて、ついこの間までかかったんです。気づいたときには自分でも驚きでした。だって、もう誰にも恋は出来ないって思っていたから。暖かな、あの気持ちが胸の中に確かに芽生えた時には本当に嬉しくて、思わず泣いてしまいました。今でも本当に、彼には感謝の気持ちしかありません。私でも、好きになって誰かのことを考えられるんです。本当に、嬉しかった。私は、今までの人生に欠けていた、普通の恋する女の子になれたんです。
リアコについて、色々な意見はあると思います。でも、それぞれの人にそれぞれの背景があるみたいに、それぞれの幸せがあるんです。もちろん、私もリアコであることが一番だとは言いません。推し方・楽しみ方・愛し方は十人十色ですから。
でも、皆さんには言っておきたかったんです。少なくとも、私はリアコになって……いえ、彼を好きになって救われたことを。どれ程、彼が私の心の支えになってくれたかを。どれ程、彼のおかげで勇気付けられ、傷つけられてズタズタになっていた自信を取り戻せたかを。これは間違いなく、恋する強さなんです。
それをお伝えしたかっただけです。長文、乱文失礼しました。
以上が、大まかな理由です。まあ更に説明すると、私はASDです。特に自覚はしていなかったのですが、今から2年ほど前に強迫性障害というものを発症しました。とにかく何をするにしても、無意味なほどに不安で気になる(例えば、チェックしたのに答案に名前を書いたかどうか、提出したのに提出し忘れていないかどうか、コンセントを抜いたはずなのに抜いていなかったらどうしようなどの症状が代表的)ような病気です。強迫性障害は、鬱病と双璧を画するASDの二次障害です。そして、それをきっかけにASDを検索したら、まぁ見事にヒットなわけで。自分でも愕然としました。
それでは、何故私が強迫性障害を発症する羽目になったのか。きっかけは、仲が良かった同回生の男の子に、あからさまに天秤にかけられて切り捨てられたからです。上記の通り、私は子供の頃のトラウマから男性恐怖症でした。しかし、これではいけないと思って、大学入学後に頑張ってみようと一念発起したんです。
ところが、これがダメでした。鳴かず飛ばずのAnn(ここは本当は実名)という裏の名前が同級生の中で恐らく付いていたくらいに、本当にスカってばかりでした。
遊びに行っても次がない。そもそも遊びに行こうと言われて具体的な話をしようとすると
「バイトのシフトがまだだから、また今度ね」
「今月も来月も忙しいわ(画面をチラ見すると、来月の予定はガラ隙。そして今月はピンク色のラベルで埋まっている)」
「あー課題が忙しいからなぁ(今月は学部歴的に何もない暇な時)」
……思い出すと虚しくなるのでやめときます。皆さんも聞きたくないと思いますし(笑)
で、そんな中でも頑張っていたんです。そう、12月末までは。
(後半に続く)
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