小説 散文? ちょっとした狂気
これは、理科の時間が終わった後のこと。
担当教師が解剖に使う道具を片付けていた。
彼女は1つ1つの道具を片付けながらあることを考えていた。
解剖することで体のつくりを理解して貰うというけど、そんなのは教科書的なタテマエ。
みんなにも解剖の楽しさ、伝わっているといいな。
もっと解剖させたい。
授業の一環だっていえば、文句だって言えないでしょう?
イカや魚は解剖しすぎたから今度はカエルに鳥、犬に猫…………
イグアナや蛇は難しそうだけど、やりがいがありそうね。
最後の最後には、かわいい生徒たちまで解剖しちゃおうかな。
授業だから、大丈夫なはずよ。
クリエーターとして活動していくために、よりよい機材などが必要でございますわ。 ぜひご支援の程、お願い申し上げますわ。