アメリカ製保健室の狂気
本文
"It's lunatic time! Welcome to lunatic world!"
うちの保健室のキャッチコピーだ。
何らかのサイケデリックな何かがあるのか?
さぞかし狂気じみた先生がいるのか?
なんてことない。
ちょっとアメリカンポップな雰囲気があるだけで、先生は普通に治療をしてくれる。
疲れているときも周りが気になるということはなく、しっかりと休ませてくれる。
先生は帰国子女なのか、会話の所々にアメリカンジョークが交ざる。
ALTの先生ともすぐに打ち解けられるところを見るに、親しみやすさや距離感も向こうでの経験なのだろう。
あることがきっかけで保健室登校になった私の、唯一無二の友人だ。
本当は宇宙人なんじゃないかな。
この前、寝ている生徒に変な注射をしてたもの。
あとがき
ごきげんよう。月ノ宮闇と申しますわ。
今回は「アメリカ製保健室」というお題で「どんでん返し」なショートショートを書くという新しい試みがなされましたわ。
意識すればするほど作れなくなってしまうのが中の人故、少々苦戦しましたわ。
ところで、あるキャラクターのセリフをお借りしましたのよ。分かる方にはお分かりになると思いますわ。
長話が過ぎましたわね。
それではごきげんよう。
また次の記事でお会いしましょう。
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クリエーターとして活動していくために、よりよい機材などが必要でございますわ。
ぜひご支援の程、お願い申し上げますわ。