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運命の脳外科病院に就職決定!!

看護師を目指すことを決めてから、学校の成績は右肩上がりでした。
しかし看護専門学校(正看護師)を受験するにはもう少し時間が必要でした。

なので准看護師を目指す専門学校を受験して、無事合格しました。
准看護師の専門学校は働きながら勉強します。

私は3つの病院へ面接に行きました。
同じクラスに同じ道を歩む友人がいて、一緒に就職活動をしました。

1つ目は面接希望3名、しかし募集は1名。
私たちは2人仲良く不採用!!
病院からは「同じ学校で1人を選ぶのはできないので、不採用にします。」という返事でした。

2つ目も友人と一緒に面接に挑みました。
内科で中心街のど真ん中にある病院でした。
結果は友人が採用され、私は不採用でした。

面接時に1年生・2年生前半の欠席理由を聞かれたので「ヤバイ」と思いました。
目標のなかった私は欠席も遅刻も多かったのです。
それに引替え友人は真面目でバレー部のキャプテンをするような素敵な人でした。
彼女が採用されるのは当然の話でした。

2つの病院の不採用を受けて、「真面目に学校に行っておけば良かった。」と心から思いました。
でも、もうどうすることも出来ません。
どうしようもないことで悩む時間は勿体ない。
「はい、次~!」と思いながら、一方で就職できるのだろうかと不安な気持ちはずっと付いて回りました。

そして「絶対、決める!!」と思いながら、3回目の面接に挑みます。

3つ目の病院は脳神経外科で面接時も救急車の音が鳴り響いているようなところでした。また院長は同郷ということで、最初からなんとなく安心感がありました。

そして3つ目にしてやっと採用され、就職が決まりました!!
「ここで頑張る!!」心からそう思いました。

「一日看護婦さん」でおそらく脳外科を見学したと思い込んでいる私は脳神経外科病院の就職に運命的な繋がりを感じました。

この病院に採用されるため、2つの病院が不採用になったのだとさえ思いました。

こうして看護学生としての私の看護物語が始まります。

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