anmitsu

独身男です。

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最近の記事

頭部伝達関数とは?(1) ~自宅で伝達関数を計測してみた~

GACKTが間違えない『格付けチェック』シリーズでは、プロの演奏とアマチュアの演奏を比較して、どちらがプロの演奏か当てる問題がある。何人かの出演者が一緒に聞いているときに、音楽グループの方がプロの演奏の方を当てられないことが多々ある。 一緒に聞いているにもかかわらず意見が分かれるのはなぜか?1つの理由に「プロの演奏を聞いた経験の違い」が挙げられる。「経験」は重要な要因で、プロの演奏を知らない人は「これがプロだ」と判定するより、自身の経験上、「アマチュアと思われるほうがAだか

    • 高校数学を振り返る(2) ~YouTube動画を見てふと思ったこと~

      このNote記事は、参考書の基本レベルの問題も自分なりに掘り下げていくと結構面白いことに気付いたサラリーマン(私は塾講師、予備校講師ではありません)が、思ったことをダラダラ書き連ねただけの記事である。今回は、『天才"河野玄斗"から急に電話がかかってきて模試を解かされました。』という動画で、YouTuberのでんがんさんが解いた問題の1つを勝手に掘り下げた。YouTube動画のリンクと、私が勝手に掘り下げた第1問(1)のスクリーンショットを以下に貼っている。本編に入る前に確認し

      • 高校数学を振り返る(1):数学Ⅲ極限の問題+テイラー展開、近似精度

        ※ この記事は作成途中の記事です。今後も加筆、修正をしていく予定です。出来たところまでを公開しています。 今年の夏季連休中に実家に帰省し、自分の部屋の片づけをして、大学受験生の時に使用していた参考書の処分をした。(ただ捨てるより1円でも売れれば良いので)綺麗なものはブックオフで売った。学生時代(大学院修士課程在籍時)は大学院生としての研究を第一優先としながらも、教育関係のアルバイトをしていた。片づけをしている際に、アルバイトノートに書いたことや関連事項などをもとに、Note

        • 夏休みの自由研究2024 (1) ~距離減衰1/r則は本当か?~

          「夏休みの自由研究」企画ということで、土日に行った実験の結果をNote記事に投稿することを7月、8月に実施することとした。2024年度は「音響の教科書に載っている当たり前のことを検証してみた!」系の内容を扱うことにした。 音はスピーカーから放射された後、スピーカーから離れるほどその大きさが小さくなる。スピーカーからの距離と音の大きさの関係について、音響工学の本には「自由空間に(理想的な)点音源が1つ置かれている場合、音圧の大きさは距離に反比例する」こと(1/r減衰則)が記さ

        頭部伝達関数とは?(1) ~自宅で伝達関数を計測してみた~

        • 高校数学を振り返る(2) ~YouTube動画を見てふと思ったこと~

        • 高校数学を振り返る(1):数学Ⅲ極限の問題+テイラー展開、近似精度

        • 夏休みの自由研究2024 (1) ~距離減衰1/r則は本当か?~

          Amazonで購入したもので道路騒音を計測してみた(1)

          家のベランダに騒音計とボイスレコーダーを設置して、道路騒音を計測した結果を記事に投稿する。今住んでいるマンションに引っ越してから夜目覚めてしまうことが何回かあったのが、騒音計測のきっかけである。 計測場所この計測は、私が住んでいるマンション(川崎市内)のベランダ(私の部屋は低層階ではない)に、以下の計測機器を設置した。私の住んでいるマンションの近くの国道1号線のエリアでの自動車騒音(昼間)は、以下のサイトで50~65dB(2019年)となっていた。 使用した器具上の写真の

          Amazonで購入したもので道路騒音を計測してみた(1)

          エムポックス (Mpox)

          ※ このNote記事は2022年8月16日に投稿したものです。現在は「サル痘」ではなく「エムポックス(Mpox)」と呼ばれている感染症に関する記事です。記事を作成した当時の情報、呼び方をもとに作成したものです。 テレビでもサル痘の国内感染者が確認されたニュースが報じられ、サル痘も注目が高まっているかと思います。例えば、https://www.ytv.co.jp/miyaneya/article/page_0tbtjwb95bv2ilbb.html のような感じでサル痘のニュ

          エムポックス (Mpox)

          ランヤへ二パウイルス (LayV)

          2022年8月12日、日本国内のニュースで中国で新しいウイルスが見つかったということが一部報じられました。この新種のウイルスは「Langya henipavirus (LayV):ランヤへ二パウイルス」と名付けられたそうです。野生動物の検査の結果、ウイルスの宿主はトガリネズミであるそうです。 (YouTubeに速報ニュースの動画があがっています。以下の動画を参照) (この他、Web上で閲覧可能な記事にも本ノートと同様の内容が掲載されています。例えば、https://www.

          ランヤへ二パウイルス (LayV)

          双対上昇法の実装

          私は不定期で学部時代のレポート課題で作成したプログラムを再編集してGithubで公開している。本記事ではそのうちの双対上昇法に関する課題で作成したプログラムを再編集したものについて、少しだけコメントを書き連ねていきたいと思う。 正直に言うと、双対上昇法の実装の件について、書きたいことはないが、最近、noteでもTeX記法が使用できるようになったということで、とりあえず記事を作成することにした。 今回考える問題今回は$${f(x,y) = x^2+2y^2}$$という関数の

          双対上昇法の実装

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART3)

          クリスマスシーズンであったため、最近はアドベントカレンダー関連の記事がたくさん投稿されました。私も1つは記事を投稿しようということで、PRMLゼミ資料を整理したものをアップします。 本ノートでは、1.2節の発表資料の一部(1.2.4節)をアップし、コメントを記します。資料はできるだけ原著に忠実に作成することを心がけていますが、本noteは、原著だけでなく、自分自身が感じていることも含めてまとめています。 ↓ 1.2.4節関連の内容をまとめたスライドはこちらです。 ↓ 1

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART3)

          下手くそなプログラムを修正してみた(最適化手法の基本的な問題に取り組んだ)

          今回のnote記事は、ただ自分のプログラミング能力が少しはマシになったことを感じたというだけの記事です。 学部時代に機械学習の基礎に関する講義を受講したことがあります。それは、機械学習の基礎を学ぶ講義で、最適化手法・確率統計・機械学習の基礎と応用事例の概論を学びました。私はこの分野に興味があったため、その後の機械学習の応用的な話題や深層学習に関する講義も受講しました。 最適化手法のパートでは、基本的な最適化手法を学ぶということで、深層学習の学習の基盤にもなっている「勾配降

          下手くそなプログラムを修正してみた(最適化手法の基本的な問題に取り組んだ)

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART2)

          『パターン認識と機械学習(上)』というあの黄色本を用いてゼミを行った際の発表資料をnoteにもアップすることにしました。noteにはゼミ資料を再編集したものをアップします。 本ノートでは、1.2節の発表資料の一部(1.2.1節と1.2.2節)をアップし、コメントを記します。資料はできるだけ原著に忠実に作成することを心がけていますが、本noteは、原著だけでなく、自分自身が感じていることも含めてまとめています。 ↓1.2.1節と1.2.2節関連のスライドはこちらです。 ↓

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART2)

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART1)

          『パターン認識と機械学習(上)』というあの黄色本を用いてゼミを行った際の発表資料をnoteにもアップすることにしました。noteにはゼミ資料を再編集したものをアップします。 本ノートでは、1.2節の発表資料の一部(1.2節のイントロ)をアップし、コメントを記します。資料はできるだけ原著に忠実に作成することを心がけていますが、本noteは、原著だけでなく、自分自身が感じていることも含めてまとめています。 同時確率・周辺確率1.2節の最初は同時確率、周辺確率、条件つき確率、ベ

          PRML:1.2節(確率論)の紹介(PART1)

          PRML:1.1節(多項式曲線フィッティング)の紹介(PART2)

          『パターン認識と機械学習(上)』というあの黄色本を用いてゼミを行った際の発表資料をnoteにもアップすることにしました。noteにはゼミ資料を再編集したものをアップします。本ノートでは、1.1節の部分の発表資料をアップし、その後半部分のコメントを記します。 ↓ 1.1節の説明資料はこちら。 ↓ 上記資料前半部分のコメントはこちらにまとめてあります。 1.1節の前半では多項式曲線フィッティングの最も単純な方法を示し、データ数が少ないと過学習が生じるという課題があることを紹

          PRML:1.1節(多項式曲線フィッティング)の紹介(PART2)

          PRML:1.1節(多項式曲線フィッティング)の紹介(PART1)

          『パターン認識と機械学習(上)』というあの黄色本を用いてゼミを行った際の発表資料をnoteにもアップすることにしました。noteにはゼミ資料を再編集したものをアップします。本ノートでは、1.1節の部分の発表資料をアップし、その前半部分のコメントを記します。 ↓1.1節の説明資料はこちら。 ↓1章のイントロ部分を説明した資料やnote記事はこちらを参照してください。 1.1節ではどんな問題を考えるか?まず、機械学習は訓練データを用意します。教師あり学習では入力データxと出

          PRML:1.1節(多項式曲線フィッティング)の紹介(PART1)

          PRML:1章のイントロ(機械学習とは何か?)

          『パターン認識と機械学習(上)』というあの黄色本(↓こんな表紙の本です)を用いてゼミを行った際の発表資料をnoteにもアップすることにしました。ゼミ資料を再編集したものをnoteにはアップします。 ※このノートでは、非常にシンプルな説明もつけています。1章のイントロということもあり、機械学習のことを詳しく知っている方にとっては、当たり前すぎる説明だと思います。 本ノートでは、第1章のイントロ部分、「機械学習とは何か?」を簡単に紹介している部分の発表資料をアップします。

          PRML:1章のイントロ(機械学習とは何か?)