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パルプファンアート記念! 一年を振り返って①

こんにちは、安良です。
パルプに出会ってから、かれこれ一年くらいが経ちました。以来クリエイティブな刺激をたくさん受けて、パルプ・ファンアートを楽しく続けることができました。今日は描きたまった秘密のスケッチを使って、創作活動を振り返りたいと思います!

秘密のスケッチは読書中のフラッシュアイディア帳ですので、これまで投稿したファンアートのキャラクターイメージとはちょっと違ったりします。
作者さまや既読のかたには、そういう違いや、「絵にするとそう見えたの!?」みたいなツッコミを入れつつ楽しんでいただけたら幸いです。

もちろん、未読のかたも「こんな風に小説を読む人がいるんだなぁ」と珍獣を見る感じでご笑覧ください。そしてもし気になった作品があれば、どうぞ読んでみてくださいませ♪
(タイトルに各作品へのリンクが張ってあります)


※スケッチは急いで描いていますので、絵の見づらい箇所があります。文字は読めるようにフォントに置き換えました。雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
※作者の皆さま、ネタバレなどの問題がありましたらコメント欄でもツイッターのDMでもご一報下さい。早急に修正いたします。


グッバイ・ブルーバード

 ★著、素浪汰狩人=サン

[note97]im1a_グッバイ・ブルーバード

この時点ではスカルがダンディです。出足を読んでいる途中ではこんな感じかなと想像していました。CORONAビールを序盤中盤終盤にうまく配置してあったのが印象的でした🌵


[note97]im1b_グッバイ・ブルーバード

スローターハウンドはかなり練習しました。よく参考にしたのはフロントミッションやアーマードコア、あとパトレイバー(似てる)あたりです。リボルバーカノンの発射速度が毎秒22発!!と驚いたのは今も忘れません。

素浪汰さんの小説は痛快なところがあって、所々でぷぷぷと笑ってしまいます。かと思うと、私の琴線に触れるような迷いや葛藤が突如描かれ、胸が詰まったりするんです。そうやって文章に撃ち抜かれる感じが、いかにもパルプっぽくて良いんですよね……ッ


殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!

★著、たちかぜ=サン

[note97]im2a_殺し屋イヌイOBa

これは場面ピックアップです。イヌイくんにまだオーラが足りないと思い、ここからイヌっぽさとたくましさを意識してリデザインしました。あとマチェーテに引っかかって映画見直しました。


[note97]im2b_殺し屋イヌイOB

2枚目はファンアートの構図案出しです。イヌイのアクションに悩んでいました。左はやんちゃな感じで、右に行くほどハードに! こうやってバリエーションを描くことで、だんだんとイヌイくんの動きがつかめたような気がします。

この方の小説も空気感がおもしろいんですよね! 癖になる感じッ
そして残念ながら殺し屋イヌイに「お米太郎(1枚目左下)」は登場しません。たちかぜさんの超短編集でお気に入りだったため、ついつい描いてしまいました。


荒神斬り

★著、遊行剣禅=サン

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キャライメージを把握するための下書きです。かみきり丸に肉迫する弁慶の圧を出したくて、アレコレ試していました。それと……実は遊行さんの描く以蔵のキャラクター性に滅法やられていました。


[note97]im3b_荒神斬り

この頃、遊行さんがニンジャスレイヤーの二次創作『ノースシ・ノーライフ』を投稿なさった後だったので、かみきり丸にニンジャ装束着せたりして解像度を高めようとしていたのを覚えています。

遊行剣禅さんは創作や健康についてのエッセイも日々書いていらっしゃいます。そこには納得するところが多く読み応えアリです。やっぱり人間は眠らないとベストパフォーマンスを出せないなと思います。


■ むつぎはじめBOX

★著、むつぎはじめ=サン

[note97]im4a_むつぎはじめBOX

お気に入りの小説3本をピックアップしました。アラカルトで複数の作品を組み合わせるのは、初の試みで楽しかったです。
左:Unlocker! 美女の扉と少年の鍵
中:女エージェント(笑)京夏ととある少年
右:公共事件解決人・シロフォン


[note97]im4b_むつぎはじめBOX

2枚目は背景や車に挑戦しています。本文の解釈に自信の無い所が多かったもので、ここは脇だけでもしっかり描こうと意気込みました。だいぶ乗り物をつかめてきた感じがありますね。

むつぎさんの小説はおっぱいが大きくて驚きます。私の知る限り、これほど大きな胸の女性が次々登場するコンセプトって珍しいんじゃないかな? ネットという海の広大さを思い知りました🌏


絶罪殺機アンタゴニアス

★著、バール=サン

[note97]im5_絶罪殺機アンタゴニアス

この場面は、プロローグで機動牢獄が、容赦なく民衆を血けむ……ゲフンゲフン
アンタゴニアスのハードな世界観には脱帽しきりです。なんとも酷薄なワールドですが、それをただの残虐シーンで終わらせないのが魅力だと思っています。メモのあらすじはネタバレが過ぎる気がしたので墨塗りにしました。

作者様のnote私設賞『絶叫杯』は、いよいよ6月末に〆切を迎えようとしています! イベント終盤の追い込み、皆さまの小説で様々な衝突や対立を目撃し、安良の心は日夜うねり盛り上がっております……ッ!!!!


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好きな小説の話をしていると、あっという間に時間が経ってしまいますね。
今日は5作品を振り返りました。来週、また続きを投稿しようと思います♪

それでは!

【続く】


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