抑揚が よく わからない よう
私の住む地域では、話すときの言葉に抑揚がほぼないらしい。
抑揚とはイントネーションとも言われ、音の高低の違いの事なのだが、例えば、「凧」と「蛸」、「柿」と「牡蠣」では音の高低が違うらしい。
会話している際に、抑揚の違いで言葉を聞き分けることが出来ない。
おそらくこうなのかな?と思うけど、あってる自信は全くない。
抑揚があっているかどうかの話を文章でするのは、なかなか難しい。⤴や⤵を使ったりしていますね。しかし、もっとわかりやすい方法を見つけたので、いくつかの例文を使って表現してみます。
まずは、これ。
橋の端を走る
$${\raisebox{3pt}{は}しの\raisebox{3pt}{は}しを\raisebox{3pt}{は}しる}$$
三つの「はし」があるけど、三つとも同じであってるのかな?
地域によっても違うらしいので、あくまでも標準語での話です。
貴社の記者が汽車で帰社
$${\raisebox{3pt}{き}しゃのき\raisebox{3pt}{しゃ}が}$$
$${\raisebox{3pt}{き}しゃでき\raisebox{3pt}{しゃ}}$$
同音異義語を説明するときなんかに出てくる、よく知られた文言ですね。
正直、全くわかりません。リズムに乗せて喋ったら、おそらくこんな感じかなってとこです。
二階氏も 二階で二回 芋煮会
$${に\raisebox{3pt}{か}いしもに\raisebox{3pt}{か}いで\raisebox{3pt}{に}かい}$$
$${いもに\raisebox{3pt}{か}い}$$
五・七・五の川柳にもなっています。
なんとなく、趣向が変わってきてますが、最後はこれです。
トラックと虎九頭落下
$${と\raisebox{3pt}{らっ}くとと\raisebox{3pt}{らきゅう}とう\raisebox{3pt}{らっ}か}$$
最後の$${\small\underset{なんのはなしですか}{\textrm{一音は惜しいが}}}$$、大惨事なのは想像できます。
さて、抑揚あってるのかな? というか、もうどうでもいいか。
このような駄文でも寛容に受け止めてくれる、$${\large\bfなんのはなしですか}$$に感謝です。
駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。