#4#都内で30坪。ずぼら夫婦のフツーの家づくり奮闘記:ハウスメーカー探し

前回



まずは情報収集

何をおいても情報収集です。ネットの比較サイトなどを参考にし、全体予算から土地価格と諸経費を引いた金額を建物予算とし、目標とする坪数から坪単価でメーカーを選別していきました。また、建売住宅を見学に行くのもかなり参考になりました。地域限定で営業展開していて、名前も全く知らなかったメーカーさんも見学することができました。
例によって情報収集しつつ特徴などをスプレッドシートにまとめていき、大まかに絞り込みを行いました。自分たちの予算感からするとミドル~ローコスト系のメーカーが良さそうということになりました。

ハイブランド系のメーカーさんの展示場も見に行きましたが、あまりにオシャレすぎて落ち着かず、自分たちには合ってないな…という印象でした。高ければ良いということでもないようです。

土地仲介業さんのサポート

その後土地のめどをつけて具体的にハウスメーカーさんにプラン検討のお願いをする流れになるわけですが、そこは土地仲介業さん側でいくつかメーカーをピックアップし、まとめてプラン依頼を出してくれました。
そのおかげで複数のメーカーをフラットに比較することができ、さらに余計な営業を受けることもなく、またお断りの対応もしてくれかなり心理的、時間的負担を減らすことができました。
とはいえ一般的な土地仲介業者さんがそこまでしてくれるかどうかは分かりません。我々の場合は担当者さんがハウスメーカーの情報に強い方だったので、手厚くやってくれた所もあると思います。

ハウスメーカーおよびプランの絞り込み

ハウスメーカーさん側にプラン提案の依頼を出してもらってから2週間ほどたつと、メーカーからプランが送られてきました。
自分たちの場合は、あらかじめ大まかな間取り案やこだわりたいポイントのまとめを作って提出していたため、ハウスメーカーさん側からやってきたプランも大枠としては似通っていました。完全フリーでプラン出しを依頼していた場合は、より選定が複雑になっていたかもしれません。

5~6社程度に案を出してもらいましたが、予算やプランの魅力、基本性能などを踏まえて2社に絞り込みました。2社は少ないような気もしますが、もともと土地仲介業さんにアドバイスを受けており、あまりに多く可能性を残すと話を聞くのも大変になるとのことでしたので、そうしました。その後さらにもう少しプランを詰めていき、2~3週間後にどちらのメーカーにするか最終決定しました。
ちなみにそのメーカーさんはもともと建売見学で非常に印象が良かったところでした。はじめからそのメーカー1本で行っても結果は変わらなかったかもしれませんが、他のメーカーとも比較検討することで、よりそのメーカーの良さを知ることができました。

まとめ

何からスタートしたらよいのか?

自分たちは土地探しからスタートしたわけですが、場合によってはまず住宅展示場に行くパターンもありだと思います。気に入ったハウスメーカーさんが見つかれば、そこで土地探しを手伝ってくれたり、メーカーさんが保有している土地を紹介してくれることもあります(建築条件付き土地となるかもしれません)
ライフルホームズやSUUMOカウンターなどの住宅相談カウンターという手もあります。資金繰りなど含めて包括的に相談に乗ってくれるようです。

契約までにどこまで詰めるのか

契約前にプランはどこまで詰めるべきなのでしょうか?自分たちは都合により急ぎ気味で進めましたが、契約までは立場的にこちらがかなり強い状態なので、しっかり時間をかけて交渉するのもありだと思います。(土地を他の人に取られないかは警戒しつつ…)
また、契約時点でハウスメーカー側からもらえるプランや資金計画表は今後ローンの手続きや金額確認などでよく使うことになります。
例えばオプションとかは後で盛っていくつもりで契約時点では金額を抑えめにしていた場合、住宅ローンの融資可能金額が不足してしまうかもしれません。おそらくオプション類は後から変更できるので、気持ち盛っておくくらいでちょうどいいと思います。

最終的には何で決める?

複数のハウスメーカーで悩んだ場合、最終的には営業さんとの相性で決めるケースが多いようです。これから数カ月にわたって綿密にやり取りを行うわけですから、ちょっと合わないなという営業さんの場合は、相当ストレスになることは容易に想像できます。
一方プランや予算的にはとても良いのに、営業さんが合わないな・・・というケースの場合でも、あきらめるのは勿体ないです。営業さんの上司や会社サイドに連絡して営業さんを変えてもらうという手も残っています。

次回は、住宅プラン検討:住宅仕様 です。

次回


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