#7#都内で30坪。ずぼら夫婦のフツーの家づくり奮闘記:住宅プラン:オプション検討
前回
オプション検討
間取り検討と平行してオプションの検討も行いました。ハウスメーカーが用意しているオプションを追加することで、設備を拡充、高性能化することができます。
またキッチン、浴室などはメーカーのショウルームに行くことで細かい設備をカスタマイズすることができます。ハウスメーカーからショウルーム側へ間取り等の情報が届けられ、現地で自分たちで決めた内容を元にメーカーからハウスメーカー側へ見積が届くという流れになっています。
以下では特に自分たちが検討したオプション等を記載します。一部入れられなかったものもあります。
玄関ドアの電子キー
キーをポケットの中に入れておくだけでドアを開けられるものを導入しました。荷物が多くても鞄の中を探る必要がなく、楽ちんです。
窓の電動シャッター
開け閉めが楽になります。タイマーで開けることで目覚まし代わりにもできます。
網戸
通常の網戸よりも目が細かいクリアネットという商品があります。こちらは網が目立ちにくく虫も入りにくくなります。
庇
窓の上につける事で夏の日差しを遮り暑さを抑えられます。
軒天(オシャレな)
庇や玄関上に木目調の軒天を入れるオプションがありました。
壁補強(下地)
将来手すりなどをつけたい場所に下地を入れました。また入れておくと将来的に造作棚を作ったり等の楽しみが広がります。少しでも活用の可能性を感じる場所には入れておくと良いでしょう。
フローリング
リビングは挽板(ひきいた)のフローリングを入れました。
標準では合板の表面に木目がプリントしたシートが張ってある種類ですが、挽板は表面の数mmが天然木となっていて触り心地がとてもよくなります。
一方キズなどには弱くなります。
特に重要な設備
結局オプション類は好みの問題ですから、絶対的に良い悪いといったものはありません。しかしながら入れることを強くお勧めする、または入れないことをお勧めするオプション類もあります。以下に記載します。
(〇)同時給排付きレンジフード
通常のレンジフードは強く空気を吸い込むため、室内の空気は陰圧という圧力が弱い状態になります。この状態ですと窓の隙間等コントロールできない部分から空気が入ったり、ドアが開けずらくなります。
同時給排付きレンジフードは吸い込むと同時に空気を取り込んでくれるため、室内の空気圧のバランスが取れます。
レンジフードと連動した吸気ファンを付ける事でも同様の効果が得られます。こちらの場合は外壁に付く排気と吸気の口を離せますから、吐き出した空気をまた吸い込む(ショートサーキット)という事が避けられます。この方がより望ましいという判断をするハウスメーカーもあるかもしれません。
(×)給気口付き窓サッシ
窓サッシに給気口(吸気ガラリ)がついている場合があります。こちらはあまりお勧めできません。特に冬、ただでさえ窓付近は空気が冷えやすいのにさらに外気を導入することになります。
とはいえ給気口はどこかに必要です。エアコンの吐き出し口から出る空気の流れ上のどこかに付けるのはどうでしょうか。エアコンの暖かい空気と混ぜる事で寒さを抑えることができます。
(×)隠ぺい配管
エアコンの配管を壁の中に隠ぺいする事ができますが、気密やメンテナンスを考えるとあまりにデメリットが大きいです。わざわざ勧めてくるハウスメーカーも少ないとは思いますが…
まとめ
とにかく片っ端からハウスメーカー側で用意してあるオプションをチェックし、使い勝手や費用などを検討しつつ取捨選択していきました。一つ一つは(本体価格と比べて)安いように思えても、多くつけるとあっという間に100万単位で増えてしまうため、予算感をつかんでおくことが重要です。
建築工事請負契約はすでに済んだ状態なので、オプションで費用が変わった分は追加契約として新たに締結することになります。
この後はコーディネート打ち合わせ、電気打ち合わせへと進んでいきます。
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