信用を稼ぐ
最近気になって脳みそから離れない言葉。
「信用」
最近1冊の本を読んでいる。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
という本である。あーあれね!と思う人も多いと思うし、本屋に行って目にした事がある方も多いはず。
お笑い芸人「西野亮廣」が書いた赤い表紙の本である。
正直ちょっとナメていた。芸能人みたいな露出度の高い人が書く本はあまり好んで読む事はしてこなかった。キャラクターで売れてる本だとの先入観だけである。単に読まず嫌い。
ただし、本の帯に「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018 第1位」と書かれており、単に人気だけでは無いかも?と思い始め手に取って眺め、中をちょっと見てみると、まあ色んな事例を元にしたことが書かれているが、その中で気になっているのが
「信用を稼ぐ」
ということ。
信用があれば投資もしてもらえるし、
信用があればモノも買ってもらえる。
信用がなければモノは買ってもらえないし、
困った事があっても助けてもらえない。
昨年クラウドファンディングに挑戦した。
あまり深い考えも無しに、何の作戦も立てずにとりあえずやってみた。
結果は目標額に届かずあえなく失敗。
お笑い芸人の西野いわく
「クラウドファンディングは信用をお金化するための装置」
であると。
何が足りなかったのか?
「信用」が足りなかったのだろう。
こいつに投資しても、自分には返ってこなさそうだ。。
こいつは私利私欲のために使いそうだ。。
なんて思われたのかもしれない。
世のため、人のため、出資者のために頑張れる人間だと思われなかったのだろう。
今、いろんな方々からお誘いをいただき、週末ごとにいろんなイベントに出店させてもらっている。
ありがたいことに当店はあんこ好きなお客様に恵まれて、遠方からでもわざわざお越しいただけるような流れになっている。
ひょっとするとそんな状況を端から見ている他の出店者さんからは、「独り占め」しているように見えているのかもしれない。「なんだあいつ!」みたいに反感を買っているのかもしれない。
ひょっとするとわざわざ来ていただいたお客さんからは、「やたらと待たせるなぁ」とか「疲れてるかもしれないけど、こっちも並び疲れてるんだ!」「ちゃんと接客しろ!」なんて思われているかもしれない。
そんな事では、信用は稼げないですよね。。
もっと一緒に出店している方々の事を知って、当店にご来店いただいた方に他店のおすすめ商品を紹介してあげられるようになろう。
イベントに来られたお客さんに教えてあげるだけでなく、SNSで紹介してあげてもいいよね。
もっとご来店いただいたお客さんの顔や名前を覚えるようにしよう。
「覚えるのが苦手だ」などと言い訳しないようにして、もっとお客さんに向き合おう。
「イベント」に関する事柄だけでもいろいろある。
「夜のあんこ屋」の店舗内でもいろいろあるはず。
昼間勤めている会社でもいろいろあるだろう。
プライベートでもいろいろありそうだ。
今年はまだ始まったばかりなので、
今年は「信用を稼ぐ」ことに注力してみたい。