「わざわざの働き方 in 分校cafe haruhi」に参加して
先週末に行ったイベント「わざわざの働き方 in 分校cafe haruhi」にかなり感化されている。
「わざわざ」のビジネスに興味があって行ったつもりだったのだが、講演を聞いて、佐賀まで車を運転しながら、、戻ってから店舗で営業をしながら、、翌日イベントに出て他店でお客さんと接しながら、、ふつふつと興味が湧き始めことがある。
代表の「平田はる香」さん自身のブランディングについてだ。
規模感は全く違うのだが、私が思うに「よなよな」と「わざわざ」はビジネス的に似ている部分がいろいろあると思った。(自分で書くのもおこがましいのだが。。)
行くのに困難なお店で営業されている点が顕著な例で、「わざわざ」は距離的なハードル、「よなよな」は時間的なハードルがある。行くのに覚悟が必要だ。
また、開店当初は一人で営業されていたというのも興味深い。なんでも一人でやるっていうのは結構大変なのだが、そこにチャレンジして始めたところも親近感が湧くし、平田さんはそこから良いビジネスパートナーの「ゴトウさん」を見つけ、そこから事業が拡大していくというのも、「自分にもビジネスのパートナーみたいな人がでてくるのか?」みたいな事を期待させてくれる。講演のあとの質問タイムに「人を採用する際にどんな人を選んでいるか?」という質問をさせていただいたのもその流れ。
SNSによる情報発信もそうだ。当店の前身として「今日のあんこ」というブログを始め、開店当初からFacebookを開始し、多くのファンに認知してもらった流れで、Instagram、Twitter、LINE@等に展開し、フォロワーを増やさせていただいた流れがあるのだが、「わざわざ」でも同じような流れだったような話があった。
余談ですが、講演中にわざわざのフォロワー数のスライドが映し出された。私としては「フォロワー数」にはこだわっている部分があるので、わざわざさんの桁違いのフォロワーの数が出た時には、「こんな数を目指したい!」とメラッとした。
そんな背景がありながらの平田さんの話。
彼女の話は、平田さん自身の生い立ちから、経歴、思想といういろんな背景があって、それをコツコツと発信しながら形にしながら作ってきたご自身のブランディングに全てが集約されているような気がした。
歯に衣着せぬ喋り方。
自分の弱さや過去をさらけ出せる強さ。
自店で売っている衣類で身を固めて人前に出る姿勢。
平田さんのブランディングがしっかりとしているから、
オススメされる商品を購入したくなるし、
山の上のお店に行ってみたくなるし、
講演を有料でも聞いてみたくなるし、
メディアが取材したくなるし、
従業員も自分に何ができるかを考えたくなるし、、、
平田さんの前髪がピロっと長い部分があるところまで自身のブランディングになっているのではないか?とまで思ってしまう。
私も、自身をブランディングするために、自身のキャラクターを設定し「よなよな」をやっているようなところがある。
・サラリーマンをやりながら深夜に副業をやっているキャラ
・あんこが大好きで食べるのも大好きなキャラ
・楽しいことは何でもやりたがるキャラ
キャラ作りがブランディングの全てでは無いとは思うが、視覚から得られる印象や人と接した時の肌感覚みたいなものはブランドを大きく左右すると思う。
私は平田さんみたいに組織やビジネスを考えられないし、実際にやっていることも違うので、目指すところも違うのだろうけれど、あの魅せ方は非常に興味が有る。
“魅せる”手段として、自費出版の本を販売されているところも非常に興味深い。言ってみれば、自分のことを伝えるために、相手にお金を払わせている。お金を払った側は払った分、真剣にその本を読むだろうし。。
私も何かのタイミングで経験として一度やってみたいと思った。
自費出版されている本は講演会の会場で販売もされていたが、わざわざのネットショップを見たことがなかったので、「わざわざのネットショップで買ってみる」という経験をしてみたく、あえてその場では購入しなかった。早速注文をさせていただいたが、届くのが楽しみである。そう言えばさっき「商品を発送しました」とのメールが来ていた。
このnoteに書いていることの積み重ねが本になったら楽しいだろうなぁ。。