術後5ヶ月
本日をもって2021年ガイナーレ鳥取のチームとしての活動が終わりました。
いろいろとありましたが、またいつかに振り返りたいなと思います。
11月の中旬に米子に戻りチームに合流すると、初めましての選手がいました。
小田垣君は1997年生まれの同い年です。中学時代にクラブユース選手権(ジェフ千葉対ガンバ大阪)で戦ったことがあり確か1-7くらいでボコボコにされました。
経過
戻ってきた時と今では、やれる範囲が圧倒的に広がり現在は、片足のジャンプや細かいゾーンでの連続的な切り返し、高強度での走り込み、ボール回しをやれています。
来た当初、芝生でリハビリは初めてだったので慎重になりすぎましたが、今はスパイクで全く問題なくやれています。
最初は全ての行為が「これできるかな?」から始まって「あ、できんじゃん」みたいにフェーズが移行します。
足の甲を寝かせて蹴るキックも最初は怖さがありましたが、上記のような手順を踏んでやれました。
怖くてなかなか振り抜けない、また巻くようなキックも怖いと思いましたが意外にやってみるとできます。ロングキックも今では余裕でできますね。
そういう行為ができない日があっても「今日できなくても明日できればいっか」みたいな発想でやり過ごしています。
実際それで出来ていることが多数なので。
ただ怪我する前なら何も問題なく出来ていたことが少し気を使ったり、ブランクを感じる瞬間一番自分にイラつきます。
復帰に対しての焦りではないし、仕方ないこととはいえ、「なんでこんなこともできねえんだよ」「もっと身体動けよ!」と思ってしまいます。
とはいうものの一筋縄でいかないこの怪我において一度もリハビリのペースを落とすことなく来れているのはプラスでしかないです。
シーズン終了前のチームで行うフィジカルのメニューを全て消化できたことも自信になります。まさかここまでできると思ってなかったし、帳尻を合わせられた感じがしました。
↑めちゃくちゃきつかった、、笑
シーズン終了
残念ながら今シーズン怪我以降ピッチに立つ姿を見せることができませんでしたが、得るものは多く実りのあるシーズンになれたと思います。
改めてピッチに立ち試合で活躍することの尊さを感じました。
スタジアムから試合を見ているといろんな思いが込み上げます。
自分の原動力は反骨心だと思っています。
悔しさ、虚しさ、やるせなさ、不甲斐なさ…こんな思いは消化するのではなく自分の心の中に貯めておくこと。その数が大きければ大きいほどに自分を強くし、復帰後の自分の手助けをしてくれるはずです。ここまで一貫してブレずにやれている理由は反骨心からきているモノだと思います。
そんな気持ちを来年にぶつけます。オフシーズンはもちろん休みなしでリハビリしまくってつなげます。
最後に
怪我したことに関して、もう過去のことだしやってしまった現実はもう変わりません。
ですが、もう一度キャプテンと一緒に試合に出たかったと思いました。
病院や手術の日程、経過もそれ以外のことも気にかけてくれたのは可児さんだけでした。
たくさんお世話になった分、成長したところをグランドで見せられることを期待してリハビリまたがんばります。