脱・「何となく」
久しぶりの友人宅に遊びに行ったら部屋がスッキリしている。
「あれ?ソファーなくなった?」
「うん」
片付けたのではなく処分したと聞いてちょっとびっくり。
実はけっこう古かったし、座りづらかったりで、もうあまり活用していなかったとのこと。確かに遊びに行ってもソファーに座ることはなかったと思い出す。
そして、その空いた空間の清々しさ。
「私も、捨てよう」
そう、家にずっと置いたままの椅子。
2種類各2脚、で合計4脚。
以前リサイクルショップで見つけて、見た感じは可愛いし、何よりすごく安いし、何となく使えそう、で即決。けれど、「何となく」で買ったものって、結局、何にも使えないんだよね。
とりあえず部屋に配置して。座り心地…うーん。座るというより物を置いたり。しばらく使ってはみたけど、割とすぐに「使えないな」と気づいてしまった。「もういらない」と思いつつ、ずっと放置のままだった。
それをリサイクルショップにえい、っと持って行った。
行ってしまえば、あっけないくらい簡単。
そして部屋がすっきりした。
これからどんどん、もっともっと減らしたい「何となく」で置き続けているもの。
そう、気づくと、自分の身の回りに「何となく」の、何と多いことか。
一応、使えるし。
もったいないし。
何かの時に必要かもだし。
こういう「何となく」の理由で、思考することすら停止して、良くも悪くもないような、特に気に入ってもいないような、既に旬を過ぎてしまったような。
そういう寝ぼけたもの使い続けるの、もう止めよう。
捨てるもの。
手入れして再生させるもの。
売るもの。
そして新たに買うもの。
リフレッシュさせよう。
何となくは止めよう。
意図的に行くのだ。
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