私が力を注ぐところ
「間違い=悪いこと」
この図式が社会を歪ませてると、強く思う。
間違いや失敗。確かにその時は痛いし、ダメージも受ける。でもその失敗があったから方向転換できて、正しい方向に導かれた。そんな経験、誰にでも、あるんじゃないのかな。
単純に「絶対間違っちゃダメ」ではなく「やってみて間違っても気付いてより良い方へ軌道修正すればいい」それだけの話。
「間違い自体悪いこと」
「絶対間違えてはいけない」
「なぜならそれは負けだから」
「失格だから」
そう、学校ではそうだった。
正解とされる「答」が用意され違ったら点数にならない、そんな教育だったから。
でも。
でも。
実際の人生においては、間違えないことよりも、その後の対処の方が大切。
そもそも間違えないなんて、人としてありえない。
そんなの人間じゃないよ。
だからこそ間違いに対して、世の中はもっと寛大でいい。
間違いを素直に認めないこと。それは、違ったものを正当化しようと、どんどん横道に逸れるだけ。誰かや世間を納得させための苦しい言い訳を重ね続けるだけ。永遠に。
それ、楽しいかな?
「あっ間違った!」
「ごめんね」
「もっといい方法、一緒に探そう」
その方がよっぽど、楽しいのだ。
絶対間違っちゃいけない思い込みは、負ける訳にはいかない意固地さは。
旧時代の遺物でしかない。
そんなところにしがみついていられない。全然ちっとも楽しくない快適じゃない嬉しくない。
私は自分を気持ちよくすることにしか力は注げないから。
真実じゃないことやってる人に構ってるヒマはない。
私は私の楽しい快適嬉しいに邁進するよ。
たまに間違いながら。
失敗しながら。
へらへらと。
私は自分を気持ちよくすることに、力を注ぐんだ。