日記・47:雲の上には
今日は仕事が休みで、一日家にいて子供と過ごせるなぁと、朝から何となく呑気に考えていた。
が、大変な一日であった。
朝7時半頃、瞬が絨毯の上でうずくまるようにぐったりしていた。
慌てて病院へ走り、点滴をうってもらった。
その最中、けいれんをおこしたのである。
目を上に向け、がたがた震え、全身が硬直していた。
腕の中でけいれんしている瞬をどうしてよいのか戸惑ったが、看護師さんに知らせ、先生に処置をしてもらい事なきを得たのである。
しかし検査の為、そのまま入院となった。
髄液を採取し、血液検査を行い、22時40分、瞬は疲れて眠っている。
このまま何事もなく退院出来ればよいのだけど・・
今、自分には語り合い、励まし合い、支え合い、共に安堵し合う伴侶がいない。だから辛さも苦しさも全部、一人で背負う立場だ。
決して取り乱さず冷静に対処せねば・・と、意識はしているつもりでも、いざ極限状態に陥った時、やはり動揺せずにはいられない。
もし子供達に万が一の事でもあったなら、自分ももう生きてはいけない、そう考えた。
これから、明日、明後日、一年後、十年後、そう、一日一日が戦いである。
自分には休息はないかも知れない。
休むのは、瞬と若菜を一人前に育て、親としての役目を終える時なのかな。健康管理もしっかりして、倒れる訳にはいかんぞ!!
気合いと根性。
古臭い言葉だが、今のおれには一番大事な切実なる単語達である。
そして努力、継続。
妻の気持ちは心の中にある。
そう信じる。
負けてたまるか!!
自分に。
生活に。
仕事に。
人生に。
運命に。
私の記事に立ち止まって下さり、ありがとうございます。素晴らしいご縁に感謝です。