日本に黒人奴隷制度はなかった
日本の歴史上で黒人奴隷制度はなかったですし、日本が黒人奴隷発祥の地などというのもとんでもない話だと思います。
そのとんでもない話を流布している輩がいるとすれば、それは大問題だと思います。
今回も弥助・日本黒人奴隷問題・「アサシンクリードシャドウズ」の話ということになります。
この話をわかっておられない方向けに、できるだけ丁寧にはお話をしたいと思います。
事の発端はおそらく日本大学の准教授のトーマス・ロックリー氏が自分の著書で、日本の歴史を結構盛って書いたというところがあろうかと思います。
それに加えてトーマス・ロックリー氏自身がウィキペディアなり、あるいはいろんな英語のサイトで日本の歴史を改ざんと言いますか、そういう内容を広めているのではないかと言われているわけで、冒頭お話した日本が黒人奴隷発祥の地などという変なレッテルも張られかねない可能性はあるとは思っています。
非常にバカバカしい話なのでそこまではいかないとは思っていますが、警戒はしたいということです。
そういう危機感は私も一国会議員として持っているつもりです。
日本に黒人奴隷制度はなかったということですが、そのあたりを整理してみたいということで、倉山満さんが非常にわかりやすい話を書かれておられました。
倉山さんはメルマガ内容をブログで公表されていますが、全文は読めなくなっているわけです。
ブログの前半の方はオリンピックの体操選手の話をされています。
その後、「日本に黒人奴隷制度があったって絶叫している人がいるんだって?」そういう話になっていきます。
私も倉山満さんのメルマガは会員登録して1月1,000円で非常にリーズマブルな価格です。
すごく参考になることを書いていただいているので、私も大変お世話になっているところです。
ここで倉山満さんが仰られることとしては、日本にはあえて紹介させてもらいます。
一部有料のところもあるかもしれませんが、そこは是非「それでいいな」と思ったら是非皆さんも有料会員登録していただければと思います。
「日本には黒人奴隷制度はなかった」ですが、日本には奴隷制度はあったし、日本にも黒人奴隷はいたというお話です。
だけど、日本に黒人奴隷制度はなかったというお話です。
なので言葉のところどころの細かいところに気をつけてほしいなということです。
日本に奴隷制度があったというお話なのですが、これは律令制度の時に「奴婢」は歴史で習われたかもしれませんが、その時に事実上の奴隷制度というものがあったわけですので、日本には奴隷制度はあったというのは確かだと思います。
あと日本に黒人奴隷はいたということなんですけれど、欧米人が船で当時日本にやってきた時、戦国時代とかやってきた時に、黒人奴隷を連れてくるのが一般的だったということなので、当然それで日本に来られる欧米人がいれば、日本にも黒人奴隷はいたということにはなります。
ただ一方、日本には黒人奴隷制度があったというわけではありませんということです。
あと「バテレン追放令」って有名ですかね。
九州に来ていた外国人が日本人を奴隷として海外に売りさばいていたというのを秀吉が怒って、そいつらを追放したという歴史はあるぐらいですので、日本に奴隷制度はなかったということは確かなんですけれど、ただそれを吹聴している人がいるのであれば非常に問題だなとは思います。
これについては私も確認する必要はあるんですけれど、ただしらみつぶしにやるっていうのは無理なので、そこはそういうことをしている人がいるという情報があるので、それが本当にいるのであれば気をつけないといけないなと思います。
一番の根っこは世界の人が日本の今回話題になっている歴史について、どう考えているのかというのは私も把握できていないので、誰であっても難しいと思うんですけど。
ただそれは日本の国益を考える上では非常に重要な話だなと思います。
「そんなこと起こるわけないじゃん」と甘く見るよりは、やっぱり警戒していく必要はあるのかなと個人的には思っています。
先に黒人奴隷に関するお話をしたんですけれど、なぜ黒人奴隷の話になるのかというと、ある歴史上の一人の人物がキーポイントになってくるんです。
それは信長に気に入られた黒人男性・弥助ということで、本能寺の変の時には確か信長に逃げさせてもらったのかな。
本能寺の変の後に生き延びて、九州熊本の方に行ったとか、私もそこまでは詳しく把握しておりませんが、そういう黒人男性がいたというのは確かなんです。
ただそこを先ほどお話に出たトーマス・ロックリー氏が弥助が出世して英雄になったみたいな、そういう話を盛りすぎていますので、そのあたりも少し問題なのかなとは思っています。
そこも日本にとって必ずしも悪い話じゃないこともトーマス・ロックリーが書いているとは思うという話なんですけど、やっぱりあまり歴史の改ざんはやはりよろしくないなということで、当然いいことも書いていれば日本にとって悪いことも書いているので、そこはしっかりと注意していかないといけないなと思っています。
以前もお話したんですけれど、この弥助の部分に関しては国会図書館の方に調査をしています。
私の秘書をしていただいている重黒木優平秘書のTwitterです。
政府にいくつか質問を送っていただいているので、その質問が文科省・外務省あとは経産省かな。
いくつか出しているので、質問内容と回答内容に興味ある方はまた見てもらえたらと思います。
動画も出してますので、またそちらも興味ある方見ていただければと思います。
あと私の方で国会図書館に、弥助に関する調査を依頼したんです。
弥助に関する一次資料をどういう形でされているのかというのをまとめてほしくて、プラス、トーマス・ロックリー氏が弥助について書いたことを改めてまとめていただいて比較したいなと。
どれぐらいトーマス・ロックリーさんが盛っているのかというのは把握しておきたいなというところがあるので、そちらが7月31日までにご回答・調査いただけるという話ですので、また重黒木優平秘書が公表、私もするかもしれませんけど、していただけると思いますので、是非皆さんも重黒木優平秘書のTwitterアカウントフォローをしてください。
もう一人、私の秘書で村上ゆかり秘書もいるんで、次は村上ゆかり秘書のお話です。
最近Twitterで「アサシンクリードシャドウズ」そして弥助問題をコメントされている岡美穂子さんと称するTwitterアカウントがあるわけです。
私も現時点で本物かどうか確認していないんですけど、「本物かな」と思いながら何度か私も動画でこのYouTube動画で取り上げさせてもらったんですけど、ここは岡美穂子さんが2021年にNHKの番組を批判するブログ記事を紹介するツイートなんです。
2021年にトーマス・ロックリー氏の監修でNHKが弥助に関する番組を作ったんです。
それに対して東京大学の史料編纂所准教授の岡美穂子さんが批判するブログ記事を書いていたわけです。
このブログ記事は今消えてるんです。
さらに今のTwitterアカウントの岡美穂子さんの方はトーマス・ロックリーさんを擁護するような発言をされています。
キャラが違うというのは確かにおっしゃる通りかなと思いますけれど、どうなんでしょうね。
書いてる内容はしっかりされてるので、Twitterの方は本物でもおかしくないなと思いながら私は読んで紹介させてもらってますけど。
これも文科省にお願いして確認すればいいのか、そちらを検討します。
こちら村上ゆかり秘書のツイートです。
NHKに歴史ものを扱う時の心得みたいなのを質問していただいています。
ブログ記事もあり、こういう活動もしていただいています。
村上秘書は私が特に指示することもなく自由に動いていただいています。
かなりの活動をしていただいているので私も感謝をするところです。
さっき少し話しましたけど、岡美穂子さんが本物かどうか、文科省から東京大学の方に問い合わせてもらえないかどうか頼んでみてもいいのかなと思います。
順番がぐちゃぐちゃになって申し訳ないです。
今回あんまりこの話は出したくなかったんですけど、知る発端となったのが「アサシンクリードシャドウズ」という11月に出るゲームなんです。
主人公は2人いるんですけど、そのうちの1人が弥助だったんです。
黒人の侍の設定になっています。
弥助は侍なのかというとそこは違うのかなという気はしますけど、ゲームはゲームの設定なんでいいんですけれど、ただUBIというフランスのゲーム会社が日本の弥助に関する歴史について「こんな歴史があるんですよ」というのを、これは歴史的事実みたいなところで、それをトーマス・ロックリーさんの発信している内容をもとに日本の歴史を歪める形で発信していたのでそこは問題があったのかなと思っています。
今回、Ubisoftが声明を出していますが、これがまた炎上してるんです。
発信して1日ぐらいですけど、774万ビューでコミュニティノートもついているということです。
私としてはここまで炎上するようなことかなと思いつつも、炎上しているという事実はあります。
ただUBIソフトとしてはこの件気にしてるんだなというのはわかりましたので、私は様子見かなとは思います。
私は必ずしもこの炎上が起こるべきものだとは思っていませんが、皆さんの意見と聞かせていただければと思います。
やっぱりあえて炎上させようというコメントを投げかけてるやついますね。
あえて紹介しませんけれど、強い言葉で批判したりっていうのが。
すいません、話がわかりにくかったかもしれません。
この話は弥助であったり黒人奴隷であったり「アサシンクリードシャドウズ」というゲームであったり、色々と広い話なのでそこを変なところについていくと良からぬ方向に行きそうな気がするので、冷静に仕事はしていきたいなと考えています。
引き続きこの辺に関しては終わっていきたいと思います。
今、倉敷市の自宅にいますが、2DKの部屋なんですけどエアコンが1台しかなくて、とにかく暑いんです。
たぶん部屋の温度30度ありまして大変な環境です。
慣れてしまっている自分が怖いですけれど。
倉敷市の自宅に長居するのは夏はまずいなということで、明日また東京に戻ります。
毎週火曜日に兵庫県の病院で病院勤務して働いて、それで今回はその足で倉敷市の自宅にいるということです。
是非、村上秘書と重黒木秘書のTwitterアカウントをフォローいただけたらと思います。