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エセ同和問題等について

浜田聡
示現舎の宮部龍彦編集長に同和問題などについて色々とお話を聞きたいと思います。

そもそも同和問題なんですけれど、私の子どもの頃と認識が変わってきているのかなと思っています。
私が小学校・中学校の時は江戸時代には士農工商・穢多非人ということで、そういうふうに習って、士農工商の階層の方が穢多非人とされるような方々が差別をされていたということみたいなんですけど、最近はそういうふうに教えないとも聞いております。

宮部龍彦
90年代から徐々に教え方が変わりまして、今はもう士農工商とは言わないです。
穢多非人というのは別に奴隷というわけではなかったので、穢多非人の中にも上下があったんです。
弾左衛門なんかは帯刀してましたし、だから全員が虐げられているというイメージとはだいぶ違うし、あと昔の日本は地方分権なので、江戸幕府が一斉に「この人達は穢多になれ」ってやったわけじゃないので、実は地方によってかなり違いがあるんです。

浜田聡
今回は同和問題ということで、言い換えると同和利権と言ってもいいぐらいかなと私は思ってて、特に同和と言ってもエセ同和、偽物・似て非なる「似非」と書いて、似非同和の問題というところかなと思っています。
このエセ同和の問題というのは、皆さんのよく知ってい、る最近は知らない方多いかもしれないですけど、「ごっつええ感じ」というダウンタウンの番組があってそこでコントがありました。
エセ同和をテーマにした、コント・豆というのがあって紹介させていただきます。


部落問題入門という本、示現舎の方で書かれています。
私もkindleの方で購入をさせていただきました。
非常にまとまって書かれているという、この1冊を読めば部落差別等、そういう問題は対応可能だということですか?

宮部龍彦
一通りはわかるというところです。

浜田聡
自治体とか企業担当者必携ということで、最近は行政系のYouTubeチャンネルでもエセ同和の方のヤクザみたいな形で、そういう時の対応とか今もなおあるってことです。
話がずれてますが、私が色々とお世話になっている宇佐美典也さんという方が2024年1月10日にこういうことを書かれてるんです。

ごっつええ感じの豆というコントはエセ同和だったと。
私もYouTubeに豆の動画がありましたので、このリンクもTwitterの方に貼らせていただきました。

宮部龍彦
是非、豆のコントを見ていただければいいんですが、本当に秀逸なんです。
結局最後まで見ても、この豆っていうのは一体何物なのかっていうのは分かんなかったです。

浜田聡
私も子どもの時見た記憶あるので何なんていうのか。

宮部龍彦
だから実際の同和団体っていうのも、ああいうことで結局何物なのか分かんないんです。
建前では江戸時代に差別された人達の子孫ということになっているけども、実際そんなことなんて確認のしようもないですから、これはとある団体の人は言ってたんだけども、実際言ったもん勝ちっていう面が大きいんです。
特に地方ならまだまだ昔からの村って残ってるんですけども、大阪とか京都になると、もうほんとごちゃごちゃになっているので、都市部に関してはほとんど関係ない人だろうと私は思っているんです。

浜田聡
こういう話も聞いて、こういうことをされている団体の一つに部落解放同盟という、一番と言っていいですか?

宮部龍彦
そうです、一番それが大きいし存在感もあります。

浜田聡
いわゆる部落というところに住んでいる方の中には、部落解放同盟の方はいないという話を聞いたんですけど、ほとんどいない?

宮部龍彦
ほとんどいないです。
1%もいないというか0.何%いるかどうかみたいな話だと思います。

浜田聡
こういう形で、ごっつええ感じの豆にもありましたように脅しをかけてくる、そういう感じですか?

宮部龍彦
豆みたいな感じの脅し方をする人ばっかりではないんです。
ないんですけども、豆のコントのイメージ通りなんです。
自分たちは差別されたんだぞって言うけども、でもあなたが別に差別されたわけじゃないし、先祖が苦しい思いをしたって言うけども、そんなこと自分は知らないし。
じゃあ自分とそれは何が関係あるのかっていうのはわからないんだけども、言ってみれば宗教みたいなもんで、自分たちは差別者だぞって言って、本当に自分たちが信じ込んで自信を持って行ってくるから、こちらも対応が難しいわけです。

浜田聡
いろんな企業がそれに従ってるっていうのかな。

宮部龍彦
東京人権企業連・東京人企連とか大阪同和・人権問題企業連絡会、こういう団体は他にも名古屋にもあるし福岡なんかにもあるんですけども。

浜田聡
この一覧ってどこで見れます?

宮部龍彦
普通に東京人権啓発企業連絡会で検索したら出てきます。

浜田聡
すごいです、大企業ばっかりです。

宮部龍彦
味の素とかIHIとかソニーなんかも入ってるし電通なんかも入ってます。
本当、日本の名だたる企業が入ってるんです。
共通してるのは解放同盟に糾弾されたっていうことです。
今から50年くらい前に部落地名総鑑事件っていうのがありまして、いわゆる部落の一覧を買ったっていうことで、トヨタなんかも糾弾されてますし、書いてあるような名だたる企業が解放同盟から糾弾されたんです。
それを機にこの団体が作られたんですけども、50年経ってもこれをやってて、承知してる限りは1社あたり年間何十万円っていうふうに解放同盟に払ってる。
他にもトヨタなんかは毎月のように解放同盟の関係者と会合してたりだとか。
いくら企業に非があったとしても、総会屋と何が違うんだっていうことになるわけです。
総会屋だって何にもなくに言いがかりつけるんじゃなくて、何かしら不祥事を突いて言いがかりをつけてきて、それでずっとたかり続けるっていうのが総会屋の手口ですから、その観点で見ると総会屋と区別がつかないじゃないかっていうふうな感じで思うわけです。

抜けた企業も一部あるんです。
有名どころだと佐川急便なんかも抜けてるんですけど、ただ実際はまだずっとこうやって続けるっていうところです。

浜田聡
恐れている企業も今なおあるという感じですか。

宮部龍彦
新たに入る企業もあります。
そういった企業は解放同盟に糾弾されたっていうことです。

浜田聡
恐れられている団体でもあるということなんですけれど、そんな中、先日終わりました東京都知事選挙、元安芸高田市長の石丸伸二さんが色々と話題になりました。
石丸伸二さんが安芸高田市長の時に、この同和問題、私は恐れずに色々とされたんだなという認識だったんですけど、そういう情報をいただいたんですけど。

宮部龍彦
あの人は本当何も恐れない人です。
良い意味でも悪い意味でも。

浜田聡
この点に関しては良い意味かなっていう気もしますけど。

宮部龍彦
ただこれも事情は複雑なことがあって、同和行政の縮小っていうのは実は石丸さん就任する前から、安芸高田がずっと続けてたことなんです。
石丸さんが市長になったから、その計画通りに進んでなかった部分がバーンと進んだっていう要素はあるんです。
石丸さんは別に徹底的に同和を叩き潰したというわけではなく、従来の規定方針を超特急でやったっていうところです。

浜田聡
でも変に恐れるよりは。
とにかく自治体においては、まだまだ重要な。

宮部龍彦
皆さんが色々変な誤解をして恐れてるっていう部分がいっぱいあって、別に部落の住民が全部解放同盟に入ってるわけではないし、解放同盟が別に部落の代表っていうわけでもないんです。
実際私なんかもう300何十箇所の部落を訪れてるんですけども、住民の方に聞いても解放同盟に対する認識って別に我々と何も変わらないんです。
やっぱり団体怖いなっていう。
結局、部落の人間も逆らう人間に対しては冷たいですから。

浜田聡
いわゆる部落の方っていうのも、私のイメージなんですけれど、自分が住んでるところが部落であるってことを知らない方も今は多いんじゃないかなと思ったんですけど。

宮部龍彦
圧倒的にそれが多いです。
そもそもその議論できないですから。
そういうとこが部落だっていう話をしたら、僕みたいに訴えられちゃうんですし。
別に法律があるわけじゃないのに、裁判所から出版差し止めとかお金払えってことになっちゃうので、そうすると議論ができないんです。
だから部落がどこかとか誰が部落民かとかって誰も分かんないんです。
特に中央官庁の役人なんか分かんないし、解放同盟の人達も自分たちの周囲のことしか知らないんです。
だから大阪の解放同盟だったら大阪の地元のことしか知らないし、東京とか他の地域はどこかだって全然分かんないんです。
そもそも議論できないんで。
というのが実態の声です。

浜田聡
先ほどお知らせいただいた中学生・・・

宮部龍彦
これは本当にひどい話で、部落の地名言うなとか言ってるけども、2017年です。
最近の平成28年で、学校名言っちゃっていいのかな。
三重県津市芸濃中学校というところなんですけども、「人権学習の取り組み」っていうのはネットに載ってて、僕はこれ見つけてXに書いたら速攻で消されたんです。
だから見せたくないものを間違ったり出てたのかもしれないです。
ただ書いてある教員の名前も実在する人だし、実際にこういった学習がされたっていうのはかなり信憑性が高いんです。
生徒の写真なんかも載ってますから。
それで顕現学習、ここに何が書いてあるかっていうと、当日までにモヤモヤ書きをさせ個人面談を重ねる。
顕現学習っていう日が決まってて、その前に色々準備をするんです。
自分の暮らしを出し合うことで深い繋がりを作る、仲間の思いを受け止め合う関係を作る。
立場宣言についてって書いてあるんです。
この辺まで何をするのかよくわかんないんだけども、12月に確信が書いてあるんですよ。

顕現学習をきっかけに学年全体で部落問題について話し合った。
雲林院には非差別地区があるということを旧雲林院出身の子たちが話し、周りがそれに対する思いや考えを返していった。

これ中学校なんです。
特定の小学校を出た子どもに対して、自分たちは非差別部落の人間ですよ、みたいなことを言わせてるんです。

浜田聡
私が考えると、やっぱり知らなくていいことをわざわざ掘り返したみたいな。

宮部龍彦
知らなくていいというか、こんなことを子どもに言いたくないでしょと。
子どもに言わせるような。
もう児童虐待に近いです。
だから学校とか解放同盟の人に言わせれば自主的にやらせたっていうふうに言うけども、そんな小学生や中学生が自主的にこんなことをやるわけないですから。
だいたい始まったのが1970年代末ぐらいと聞いてるんですけど、それが2017年まで続いてると。
ひょっとすると今でもやってるかもしれないですから。
速攻で消されましたから。
いまだに「部落の子ども」なんていうのを言わせてると。

浜田聡
日本全国どこでもある感じですか?

宮部龍彦
日本全国っていうより、この辺りって学習指導要領とかにも書いてないことですから。
やっぱりそれぞれの学校長だったり担当の判断だったりするので、どこでやってるかっていうのもなかなか把握しづらいところがあるんです。
これはたまたまわかったことですけど。

浜田聡
同和問題自体が地域差があるのかなと感じはします。

今回、色々と国会に持って行ったらいいんじゃないかっていうことをいくつかいただいています。
先ほどの中学生への学習もその一つだったんですけれども。

宮部龍彦
一番重要な問題は税金の問題です。
同和対策費で奈良市って書いてあるんですけども、なぜか東京にあったんです。
東京の八広のところにある同和関係施設にあったんですけども。

浜田聡
そこに入れるんですか?

宮部龍彦
入れます。
私入って写真撮ってきてますから。
昭和43年1月30日大阪国税局長と解放同盟中央本部及び企連との確認事項って書いてあるんです。
専門用語が出てくるんだけども、企連とか企業連っていうのは、これは解放同盟に会員になっている人が経営してる会社の組合みたいなもんです。
任意団体だと思うんです。
これに昭和43年1月30日国税局と解放同盟の間の取り決めで、国税局として同和対策特別措置法の立法化に努める。
同和対策控除の必要性を認める。
同和対策控除っていうのもなんかよくわかんないんですけども、控除っていうからには何かしら税優遇です。
租税特別措置の法制化に努める、その間の措置として局長権限により内部通達によってそれを当てる。
だから法律無視して自分たちの内規で税の優遇やってくださいっていう話です。
企業連が指導し企業連を窓口として提出される白・青色問わず自主申告については全面的にこれを認める。
ただし内容調査の必要がある場合には、企業連を通じ企業連と協力して調査に当たる。
つまり税務審査の権限を解放事実上は解放同盟と一体である企業連に、調査の権限を渡しちゃってるんです。
デタラメをやっても通してしまうし、よっぽどのことをやっても事前に調整してくれるってことです。
あとは同和事業については課税対象をしないと。
他にもあるんですがこの2つが一番重要です。
この3つあたりです。

これは大阪のなんですけども、国税庁長官も何か出してるんです。
これは昭和45年2月10日なんですけども、これには同和地区納税者に対して今後とも実情に即した課税を行うように配慮すること。
これも曖昧な書き方なんだけども、普通に考えたら同和地区の企業は優遇しますっていうふうに読めるんです。
これについては国会でもたびたび話は出るんです。
その度にうやむやにされてて。
だからもしこれ政府に問い正すとすれば、この通達について今でも有効なのかっていうことです。
無効になったらじゃあいつ無効になったんだっていうことをちゃんとはっきりしてもらわないと。
いつまでもじゃあ部落の人間は税金を収めてないのかっていうようなことを言われ続けてしまうので。

浜田聡
国会の委員会で取り上げるのもいいんですけど、質問主意書という形でも出してみてもいいかなと、そちらを検討しています。

宮部龍彦
あともう一つ問題があって厚生労働省なんです。
雇用保険法施行規則っていうものがあるんですけど、いわゆる失業保険です。
例えば障害者の方とか、この規則だと身体障害者や知的障害者・精神障害者あとは更生保護、だから多分前科がある人なのかな。
そういった人に関しては失業保険について期間を延長したりとか優遇があるんです。
これに社会的事情により就職が著しく阻害されているものっていうふうに書いてあるんです。

浜田聡
雇用保険法施行規則の32条の5か。

宮部龍彦
就職が困難なものに対して優遇措置が書いてあるんですけども、その具体的な内容っていうのが規則で定めてあるんです。
社会的事情によりって書いてあるんですけども、これもかなり曖昧な書き方なんです。
さらにその詳細については労働省の職業安定局とかで文章が出てまして、これ言ってみれば同和関係者のことなんです。
私は実際この失業保険を受けるために申請しにいった人に同行したことがあるんです。
滋賀県なんですけども、隣保館の職員と同行して。
隣保館っていうのも分からない人多いと思うんですけども、厚生労働省管轄の事実上の同和対策施設です。
各地に隣保館、何々会館とか何々同和集会所とかあるんです。
厚労省の管轄で隣保館のある場所は必ずしも同和地区とは言ってはないんだけども、ただ大阪府に対して2010年に回答したことがあって、厚生労働省は隣保館が対象とする地域住民は同和対策事業対象地区の指定を受けていた地域や、何らかの事情で地区指定は受けなかったが差別の実態が生じていた地域の住民を指すって書いてあるんです。
なので隣保館の対象地域っていうのは同和地区・部落なんです。
これは厚生労働省が認めてるんです。
何か二枚舌使ってます。
そこの職員がその同和地区の人に同行してハローワークに行って、隣保館の職員が「この人は同和関係者です」っていうふうに言うんです。
そしたらハローワークの職員が「わかりました」って言って、それで就職困難者と認めて、例えば普通3ヶ月とかの失業保険が6ヶ月にも伸びたり、ということがされてるってことです。

浜田聡
お金がもらえるという、その原資は税金なので、やっぱりその選び方と言いますか、そういう使い方は適切性というか透明性が求められるところではあります。

宮部龍彦
不公平です。
こういうことをわざわざする人なんて部落の人でも限られてるわけですから。
多分ほとんどの人は知らないと思うんです。
こういう制度の実態があることを。
だから知ってる人だけ窓口でゴネれば得をするみたいな話になってるので、それはおかしいだろうっていうのはあると思います。

やっぱり部落がどこかとか、そういう地名の問題です。
私がそれで訴えられてるんですけども。

浜田聡
訴えてくるんですか?

宮部龍彦
僕は解放同盟に目の敵にされてるからっていうのもあるし、ただひどいのは市町村なんかの地方議会で同和対策の住宅について、何かしら議員が問題提起をしたら、例えば市議会議員とか村・町議会議員が問題提起をしたら、どこそこの住宅についてこれはおかしいんじゃないかって言ったら「あそこは同和住宅だって言ったな、差別だ」って言って、それで議員が懲戒されたりなんていうことも起こってるんです。
具体的には今は福岡の中川市になってるんですけど、中川町の時代にそういうことがありました。

浜田聡
政治的な関係もあるのかなっていうところなんですけれど、解放同盟の方って共産党と仲悪いんですか?

宮部龍彦
基本仲悪いっていうか殴り合ってましたから。
1960年代同和事業始まる頃からずっと敵対してるんです。
ただ共産党に関しては解放同盟と殴り合った人はどんどん亡くなっちゃったし、あと除名された松竹さんっていうのご存知かと思うんですけども、あの人は京都の人なんです。
あの方も高齢なんですけども、あの人なんかもまさに解放同盟と物理的にやり合ってた人なんです。
だから、その時代を知ってる人・体験した人がどんどん亡くなってるから、共産党だと共産党系の同和団体で人権連っていうのがありますけども。

浜田聡
共産党にもあるんですね。

宮部龍彦
あるんですけども、風前の灯です。
高齢化しちゃって、活動できるかできないかみたいな瀬戸際で、もう亡くなっちゃうんじゃないですか。

浜田聡
あと部落解放同盟と自治労はどうですか?

宮部龍彦
自治労は共闘してます。
自治労連合とは部落解放共闘会議っていうのを作って共闘してます。
あとは自民党だと自由同和会です。

浜田聡
自民党さんとも関係はあると。

宮部龍彦
この自由同和会っていうのもひどいわけです。
私を知っている方はご存知だと思うんですけども、熱海の土石流です。
あれもガッツリ議事録に残っちゃってるんです。
土石流の原因の盛土を作った企業の人が同和関係の企業だみたいなのが書かれて、実際、自由同和会の神奈川県本部長だったんです。
役所なんかにも同和会の名刺を出してたんです。
だから直接的に脅しはしないけども、そうやって名刺を出されると「ああ同和が来た」ってなっちゃうわけです。

浜田聡
細かいんですけど、熱海って静岡?

宮部龍彦
そうです、静岡です。

浜田聡
県知事も関わってました?

宮部龍彦
どっちかというと熱海市です。
ここしばらく年に2人ぐらい捕まってるんです。
恐喝だとかコロナの給付金詐欺で。
和歌山・奈良・大阪・兵庫でも自由同和会の関係者が捕まってて、普通の団体だったら潰れてます、こんな犯罪者が続出してたら。
それが自民党と連携してるっていうのも。

浜田聡
政治的な繋がりということですか。

宮部龍彦
解放同盟に対する用心棒みたいなもんです。
だから切れないんです。

浜田聡
時間も時間なんですけど、それ・・・

宮部龍彦
「部落の方のラムザイヤー論文」です。

浜田聡
マーク・ラムザイヤーという慰安婦問題を否定するような、そういう発信をしてくださっているラムザイヤー博士です。
非常にありがたい方で、その部落バージョン。

宮部龍彦
そうです。
同和関係でも論文を2つ書いてまして、同和対策事業は日本の組織犯罪。
暴力団を助長したっていうことをはっきり書いてるんです。
だから山一闘争なんかも山口組が増床したのも同和対策だみたいなことが書かれてるんです。
それも色々データを出して論じてるんです。
アイデンティティ政治の発明について日本における差別民権、これも難しい名前のタイトルなんですけども、アイデンティティ・ポリティクスっていう言葉、ご存知の方もいらっしゃるかもしれないです。
BLMなんかもそうなんです。
自分たちの出自とか属性というものを武器にしたような政治運動で、ラムザイヤーさんが指摘してるのは部落民というものが政治的な意図ででっち上げられてないかってことまで言ってるんです。

浜田聡
直感的にそんな感じはしますけど。

宮部龍彦
実際は全国的に部落民という集団が存在したっていうわけじゃなくて、各藩ごとにいろんな集団があって、皮をなめしていた人もいれば、ただの貧乏人だった人もいれば、ラムザイヤーさんに言わせれば、ほとんどの人は貧しい農民だろうっていうふうに言われてるんですけども、それをひとまとめにして架空のアイデンティティを水平社がでっち上げたんじゃないかということを論じてるんです。

浜田聡
本日色々とありがとうございました。

この問題はすぐには解決しない、時間をかけてやるべきだというのは?
どの問題もそうなんでしょうが。

宮部龍彦
どうなんでしょうか。
無くす方法って実は簡単で、もう解放同盟・自由同和会は対応しないってやってしまえば。
実際そういうことをやってる自治体ありますから。
最近だと埼玉県久喜市とか。
だから政府としても対応しないっていうことをするだけで、相当自体は良くなると思います。
「団体は相手にしません」と行政側で自主的に取り組むことなので「一切相手はしません」って言ってしまえば、それだけで相当変わると思います。

浜田聡
我々のNHK問題と似てます。
「NHK受信料払いません」という方が増えれば、というところで似てますけど、確かに最後の自治体が「対応しない」っていうのは、是非、総務委員会でも取り上げていきたいとは思っています。

宮部龍彦
「対応しない」っていうと語弊があるから、政府で「民間団体とは関係なく」ということにすればいいと思います。

浜田聡
YouTubeチャンネルもありましたよね?

宮部龍彦
神奈川県人権啓発センターチャンネルなんです。

https://www.youtube.com/@buraku

大量に動画削除されてしまったり、収益化停止されたりとかしてるんですけども、それでもめげずにやってるので、本当に収益とか何も考えずに、収益化停止されたまま10万登録とかいくと面白いなと思うので、そこで色々ショート動画も作ったりしてこの問題について紹介していますので是非ご覧ください。

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