生まれた場所 秋田県田沢湖。 18年過ごして、30年離れて 今また12年を過ごしている場所。 何もないみたいに、住んでいる人は言うけれど、 いったい何に対して「無い」というんだろう。 無いもの… 若者。 にぎやかさ。 便利さ。 いつでもなんでもたくさん買える店。 けれどね。 無い無いと言いながら、たくさん持っていることを 地元民は知っている。 無いなら無いで暮らしていることも 日本の中でも誇れる自然や産物を持っていることも。 「無い」のは照れ隠し。 それをどう誇ってい
この夏の繁忙期は、とにかく心も体もボロボロになった。 レジャー業、観光宿泊関係に身を置いている者としては、8月の土日から世間様のお盆休み期間というのは、書き入れ時であり忙しさのピークであり、来月のお給料が少し楽しみになる時期でもある。 それもこれも健全な心と体が保てればの話。 この8月13日からの1週間は、とにかくなんだかんだのトラブルでこれまでにないほど「削られ」た。 帰りの車を飛ばしている中で、私こんな声が出たのかと思うほどの大声で吠えた。 人のいないところで声を出して
ここずっと、非公開で自分史的なものを書いてる。 非公開だけど、いつか読んでもらいたくなったら上げようと思う。 まあ、汗と涙と恥をさらすことになるだけだがの。 さて、いま東北は夏祭りの季節。 8月1日の岩手「盛岡さんさ踊り」を皮切りに、8月の上旬は東北6県がお祭りで沸き立つ。 私は秋田の民なので「竿燈まつり」になじみがあるかと皆さん仰いますが、どっこい!生まれてこの方1度しか見たことがありません。 それも小学生の時。 余りにも遠い思い出すぎて、本当に観に行ったのか、夢ではな
1999年上演の『リトル・ナイト・ミュージック』で安寿ミラさん演じるシャーロットが2幕の冒頭、絶っ妙のタイミングで叫んだセリフ。 まあ、私もお祝いは自分でゆっくりやりたいので、長いこと誕生日は必ずお休みを取って好きなとこに出かけてる。 いつものお休みとルートややることは変わんないけど、こだわっていることはある。 それは 「必ず生まれた時間に、今一番過ごしたい場所で、お誕生日を迎えたことに感謝すること」 私は正午の時報とともに生まれたと聞いているので(食いしん坊はこのころ
前回noteを書いたのは、去年の11月末。 冬やら雪やらの文句をグダグダ書いていた割には、今季は稀に見る暖冬で、本格的な雪かきも4回くらいしかしなかった。 そして春…。状況は世界を巻き込んで、変わった。 口に出すのも忌まわしいウィルスの禍いで、今 日本中がその機能を変えざるを得なくなった。 私もバイトも本業も休業中。ちまちまと仕事関連の本を読んだり、これからの計画を立て直したりしながら、家の中にいる。 確かに秋田は、まだそれほどまで感染が広がっているわけではないけれ
今年もこの「魔」の白いものが地を覆う季節となりました。 寒さにめちゃめちゃ弱く、冬季はもれなく自分の部屋にストーブを2つ常備している私の嫌いな言葉は「西高東低の冬型」「冬将軍」「寒波」「雪かき」…。おおよそ雪に関する言葉は 大が100憶つくくらいは嫌いです。 「雪見酒」「雪見鍋」「雪見温泉」「雪融け」は例外(笑)。 7年前に秋田に帰ってきてから、雪と暮らす厳しさを知りました。高校を出て東京に行くまでは、雪かきは「父と一緒にやる遊びの一つ」であったり、11月になれば雪が降
私の名前、というか苗字は「草彅」という。 パソコンで出ない方(特にMa○ユーザーのみなさま)ごめんなさい。 かの 「新しい地図」の彼と同じ苗字です(といえばわかるかな?)。 この苗字は今私が住んでいる仙北市が発祥であり、全国には現在400件あまりしかいないそうだ。人数も1700人位だそう。 ざっくりお話しすると、今から1000年位前の前九年と後三年の役という戦がありまして、そこで安倍氏を討伐するために都から使わされた源 義家(八幡太郎義家)さんを山深い現在の秋田から岩
前のお仕事をしてる時にわかったことなんだけれど 私は人が怖くない。 むしろ、好き。はじめましての人とお話しするのがめっちゃ好き。 怒っている人もあまり怖くない。初めからケンカ腰の人やキレてる人は怖いけど。 話しかけるのも好きだから、時々「あ、ウザがられてるわ(笑)」と思うこともある。でもまた、そういう気配が読めるってことなんだろうなと思う。 「今日はこんなお客様がいるかもしれない…」は、人にとってはマイナスなイメージかもしれないけれど、私にとっては一日の機動力になる
私がここでブナの森と温泉のガイドを始めて6年目になる。 5月の雪解け、6月のブナの芽吹き、7~8月の新緑、9月からぼちぼちと、10月になると一気に紅葉が進み、11月には落ち葉の茶色に美しい木肌が際立ってくる。そして、雪の舞う季節…。 雪は3m、多い時は4~5m。そんな中をしっかり防寒してスノーシューで歩くのも楽しい。(と言いつつ、めったに行かないけど)(笑) 乳頭温泉郷はその名前の通り、7つの温泉宿が作り出す「郷(さと)」だ。 歴史も深くメディアでも有名な「鶴の湯」さん
全然進まないブログから(笑)、いつでも気軽に思ったことを発表できそうな「note」に移動してみました。 私のお仕事は ・秋田県の中で有数の観光地がある「仙北市」で観光ガイド ・テーマパークで働いていた経験を活かした「接客・接遇」のトレーナー、講師 ・街歩きや観光施設の「ガイド」養成 ・時々 地元の温泉旅館のバイト(笑) です。 肩書は・個人事業主 「Happiness & Emotion」代表 女性起業家(笑) +アルバイター 毎日出会うお客様であったり、仕事仲間、仕