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若者の浮世離れ I

やあ。今日10月29日は突発お泊り会をしたよ。0時過ぎに彼氏と合流して、彼氏をそのままお風呂に放り込んで、寝て、お昼には素敵なインドカレー屋で素敵なインドカレーを食べた。語りきれないくらいいろいろあったのさね。充実した一日だったことよ。

というのもここ数日、おそらくは薬の作用だと思うのだけれど、一日一日に充足感を求めすぎる癖が付いてしまっているのよね。

いま処方されているのはラツーダ、60mg/日。その前はビプレッソ、300mg。薬を変えてから傾眠に悩まされることはなくなったのだけれど、ラツーダを飲んで1時間ほどで強烈な不安とアカシジアが出て、運が悪ければ夜眠れるだろうか朝起きられるだろうか明日人と会って話せるだろうかと柄でもない不安症に苛まれながらキッチンとベランダを行ったり来たりする羽目になる。ついでに今日一日を振り返り有意義なことなんにもできなかったなあと悲しみに暮れることになる。そのまま死んでいきたくなるし、このままでは――社会との接続がこうも絶たれていては――不相応な自恃心が精神を侵しついには発狂してしまうだろうと恐ろしくなる。ただでさえ人付き合いやら責任やらなにもかもを2019年に置き忘れていったわたしだから……

なのでしばらくここで、私の精神、私の自我、歪んでいて、縮んでいて、空疎な私の精神世界、私の人格の話を書き連ねていく。自殺とか、発狂とか、私が恐れる幾らかの結末の話を書き下していく。隴西の李徴は博学才穎、というやつだ。

虎にならないといいな。

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