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人生を変えてくれた存在

こんにちは! まるちゃんです。
私は自己理解をすることによって自分の生き方について真剣に考える人がもっと増えたらなと思っています。
なので、今回は私が自己理解を始めた理由そこへ至るまでの経験を書きたいと思います。これを読んで、自己理解をする人や今後の人生について考える人が1人でも増えると嬉しいです。


自己理解をするきっかけとなった人

この人がいなかったら自己理解をすることも、将来について真剣に考えることもなかったなと思う人がいます。
それはオリックス・バファローズの山本由伸選手(プロ野球選手)とお世話になった接骨院の先生です。
では、なぜこのお二人がきっかけなのか?

野球部だった高校時代⚾

私は高校時代に野球部でピッチャーをしていたので、同じピッチャーの山本選手に強い憧れを持っていました。よくYouTubeで投球フォームやトレーニング映像を見て真似していました。

そして高校1年の冬、山本選手が身体のケアやトレーニング指導を受けている接骨院の先生がいることを知人の紹介で知り、その先生の元へ訪れました。

山本選手の野球に対する姿勢

私はその先生に山本選手が日本一の選手になるまでどのようなトレーニングをしてきたのか聞きました。
そこで私はトレーニングの内容よりも、山本選手の野球に対する姿勢に衝撃を受けました。
プロ野球選手は11月半ば~2月末までは試合がないので自主トレーニングをします。山本選手は毎年その期間になると毎日接骨院の先生の元に訪れ、朝から夜まで何時間もトレーニングをしていたそうです。しかも、「やらされているのではなく、自分がやりたいから」と言っていたそうです。
私はそれを聞いたとき、全身に鳥肌が立ち、人生で初めて心の底から震えました🔥
自ら進んで練習をする姿勢に感動したと同時に、「自分も山本選手のように何かに対して命がけで真剣に取り組めるような生き方をしたい」と思いました。

それ以降、私はその接骨院の先生に定期的にトレーニングを教わりに行くようになりました。そして高校2年の4月、トレーニングを教わりに先生の元へ行くと、山本選手も偶然トレーニングをしており実際に直接お会いすることができました。それ以降、山本選手への憧れはますます大きくなっていきます…

野球に対する心の違和感

私は少しでも山本選手に近づくために、学校や部活動以外のほとんどの時間は教わったトレーニングに費やしました。

先生から言われた言葉

接骨院の先生からトレーニングを教わり始めて約1年、なかなか結果が出ずに悩んでいました。そんなとき、先生からこのようなことを言われました。「あなたは山本選手じゃない。山本選手みたいになろうとしても絶対野球は上手くならないよ。もっと自分と向き合うことが大切だよ。」
初めは全然意味が分からなかったです。でも、自分と向き合うこととはどういうことなのかを毎日考えているうちに少しずつ言葉の意味が分かってきました。

私はトレーニングをする目的が野球を上手くなるためではなく、山本選手みたいにトレーニングをするためになっていました。だから、結果が出なくても山本選手と同じトレーニングができている自分に満足していたのです。

山本選手はトレーニングの成果が結果で現れるように試行錯誤していたのに対して、私はその試行錯誤が全くなくただトレーニングをこなしているだけでした。例えると、教科書の内容を正しく理解して覚えながら読むのではなく、内容を全く理解せずにただ文字を読んでいるだけです。なので成長するはずがありませんでした。
それに気づいてから、トレーニングをするときは「このトレーニングをする目的は何なのか?」「このトレーニングを野球での成長に繋げるためにはどうすれば良いのか?」を考えるようになりました。

何事にも遊び心が大切

先生の言葉でトレーニングへの意識は変わりました。それでも結果はなかなか出ませんでした。そのときに、また先生から言われた言葉があります。この言葉がなければ野球を辞める選択をできないまま、今も苦しんでいたと思います。
「何事も真面目にするのは良いけど、一番大切なのは遊び心。遊び心から湧いてくる純粋な探究心がなければ突き抜けた存在にはなれないよ。」
私は、楽しんで野球をすることができていませんでした。野球が頑張る姿を認めてもらいたいという欲求を満たすための道具になっていたのです。もちろん野球は好きですが、これからの人生を賭けられるほどの熱量も探究心もありませんでした。

野球を辞める決断

このまま続けても意味がないと思い、高校で野球を辞めることにしました。
何も結果を残さずに辞めるのは情けないと思い、なかなか辞める決断をできませんでしたが先生の言葉で決断ができました。

自己理解を始める

野球は辞めましたが、山本選手のように何かに対して命がけで真剣に取り組めるような生き方をしたいという気持ちは変わりませんでした。
でも、特にやりたいことがない。このままでは理想の生き方はできないと思い、自己理解(やりたいこと探し)を始めました。
自己理解を始めて、そもそもやりたいこととは?から学んでいくうちに野球をプレーすることは本当にやりたいことではなかったということが分かったので辞めたことに後悔は全くありません。自己理解を通して、これからの生き方を10代で考えることができたのは本当に良かったと思います。

結果を残せなかった高校生活は無駄だったと思ったこともありましたが、山本由伸選手という憧れの存在と私に多くの気づきを与えてくださった先生のお陰で自己理解をすることができているので、どんな経験も無駄にはならないしお二人には感謝の気持ちでいっぱいです!
皆さんにも、これからの人生で何をしていきたいか。本当に今やっていることが自分の本当にやりたいことなのかを考えていただきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました🤝


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