「まだ初心者」のレンタル農園日記 #23暑すぎて様子がヘン!
ミニトマトの色が悪い・・?
急に色合いが悪くなった気がする。
前々回の採取ではそれなりに赤い色づきだったはずが、今朝はどれもこれも赤くなっていない。
殆どの実が黄色と言うか、橙色のようで、どうにも気になってしまう。
かなりの数、実をつけたまではいいが、結果的に養分が不足した可能性は否定できない。
試しに追肥してみようかと思ってはいるが。
味はどう?
赤い実の時よりもなんか美味しくない気も?
それと硬くて酸っぱい。
今日の摘み採りは75個、初収穫から累計で400個ほど。苗1本あたり130個は、ベテランの人に言わせれば、間違いなく少ないだろう。
選枝(剪定)や摘芯が下手なのは間違いないし、土の養分なども関係する。収量はやり方次第で大きく左右する。
YouTubeによれば、苗1本で800~1000個採れるみたいなことを言ってた人が居た。
それとナスはもう終わりっぽい。小さな実はいくつか付いたまま、これ以上育たない感じだ。昨年の「超初心者~」では、それなりに採れたけれど、今回は無限に発生するカメムシに相当やられた。
竹酢液の希釈水を何度か噴霧してみたものの、雨も多く効果が薄れた感は否めず、残念な結果に終わった。
ミニトマトやナスの異変はここしばらくの天候の影響だろうか。
激しい雨が続いたかと思えば、このところの猛暑も関係あるのかも知れない。
いんげんとスナップも、もう終わって、今朝が最後の刈り採りになりそうな気もする。
ちなみにつるなしインゲンは3月31日、10か所に直播きし、発芽・成育は3本だけで、合計710gの収穫、苗1本あたり240gの収量が多いのか少ないのか・・、多分、少ないのかも知れない。
スナップはベランダ育苗までは順調だったけれど、その割に収量的には期待外れだった。
定植後、枯れてしまったものが何本かあったりして、確実に実を付けたのは4本で、合計160gほど。
なんだか苦労の割に収量のあまりの少なさにガッカリ、所詮、素人のやること、当然の結果ってことだろう。
やはりスーパーで販売されてるスナップとは桁違い、色合い・大きさ、全く比にならず農家さんの苦労が良く分かる。
ピーマンはあと数個採れそうだ。
今日までのトータルとして、苗4本分で42個採れた。
自分的には苗1本あたり10個以上なら、昨年「超初心者の~」で全くダメだったことで言えば、今年は上出来だ。
あくまでも趣味の範囲であって、コスパ云々は語れないけれども、ピーマンはかなりいいと思えてきた。その点、ナスは虫にやられやすく、ちょっと良くなかったかな。
大豆の活着。
種が発芽し、苗となってそれから約10日ほど、前回(#22・07/07)定植したばかりだが、どうやら根が活着したようでひと安心。少しだけ追肥と水を撒くことに。
オクラも元気に成長中
当初は3月31日に種を直播きした結果、1本だけしか発芽せず、結局、それも枯れてしまったから半ば諦めていた。
そんな訳で5月のはじめ、育苗ポットに種を蒔き、ベランダ育苗を経て、5月下旬に定植したが、シッカリ成育しているようで安心した。こうして育苗ポットから育てた苗が活着・成長してくれてすごく嬉しい。
ワンピース姿の美人に声をかけられた
ここの利用者らの暗黙のルールみたいな、朝なら「おはようございます」とか、日中なら「こんにちは」みたいな簡単な挨拶程度は交わしている。
小生の区画の前の通路を如雨露を持って通り過ぎる際、「おはようございます」と声をかけられた。
えっ?と振り向き小生も「おはようございます」と応えたものの、なんとアラフォーと思しきワンピース姿のOL風の女性が・・。
あれ?
畑仕事には向かない格好で。
そう、出勤前に水やりしておこうと来園したのだろう。
それから幾度か、如雨露を持って往復していた。
戻ってきて『あの~、スミマセン。あのミニトマトすごいですねぇ~』、
『たくさん生(な)ってますね』、『どうすればあんなにできるんですか?』、
「あ~っ、じつはそろそろ終わりそうで、色付きも悪くなってちょっと失敗したかなと」、「枝の切り落とし方とか、雨とか猛暑とか影響してるかも知れませんね」。
『そうなんですか?』、『今年、コチラで始めたばかりで、ミニトマトは簡単らしいですけど、あんなにたくさんできるんですね』。
「わたしも、二年目でまだまだ初心者ですから、苗3本ですけど、1本あたり100個程度ですかね。やり方次第では、1本あたり500個以上採れるそうですよ」、「簡単そうでも奥が深いと言うか、トマトは水をやり過ぎるのも良くないそうで、あとは枝の剪定?あまり伸ばし過ぎても良くないそうですよ」、
『そうらしいですね』。
通路側に近いミニトマトでうんちくを・・。
「これなんか、花が着いて勿体ない気もしますが、伸ばし過ぎても養分が届きませんから、この辺で思い切って切っちゃっても大丈夫です」、「それと、房のこのあたり、実が小さいままでしょ、これ以上育ちませんから、切っちゃった方がいいし、周辺の葉っぱも切って風通し良くした方がいいですよ」・・。
と言う訳で、今朝は早く来たおかげて、美人さんとつかの間の会話。
最近、YouTubeなど視るにつけ、家庭菜園ばやりの様相。
農業の「の」の字のほんのわずかでも聞きかじりしつつ、自分で作って食する小さな小さな幸せをかみしめるジジイです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。