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ツイてねぇなぁより、ツイてる!って思った方が、ちょっといい気分かな。


こんなことってあるんだね

アルバイトは車通勤している。自宅を出て幹線道路に出る最初の信号が赤、そこから先はいつも渋滞しているので、俗に言う裏道を抜けて二回目の信号も赤、そして三回目の信号も赤、四回目の信号は青でもう少しで通過できそうだったのに、前を走る車が遅すぎて黄色になるも、その車が減速し始め、結局赤になってしまった。

青になって走り始めたら、今度は前の車が右折しようとして、対向車の通過を待つこと十数台、まあ、朝の通勤時間帯だから仕方ないって言えば仕方ないのだが。

ようやく職場近くまでたどり着いて、五回目の信号も赤で、六回目の信号も赤、最後の七回目も赤なんてこともあったりして。

ことごとく自分の走行を邪魔された感は、ツイてない典型かも知れないけれど、そんな時はツイてねえなぁ、なんて思っちゃいけないんじゃないかと。

言い換えれば、その日、運転には注意しろよ、って、自分に言い聞かせる必要があるという、自分自身への注意喚起をしてくれた、ってことだと思う。つまり、ツイてるんじゃないかと無理やりでも納得させれば、通勤経路ですべてが赤だったなんて、むしろ稀なことなんだから面白いと思える方が幸せな気分じゃないかな・・。

スーパーでのレジ待ち

例えばブロッコリーを買おうとして、品物があまりよろしくなかったとする。その中から程度のいいものを選んでカゴに入れる。他の商品を買ってカゴも一杯になったころ、野菜担当者が段ボールを積んで売り場に戻ってくるや、新しいブロッコリーを並べている、なんてことはよくあることだ。

今日は混んでるなぁ、なんて日は、レジに並ぶ際に少しでも並んでいる客が少なめのレジや、前に並んでいる客のカゴが少な目だったり、早く順番が回ってきそうな所へ並びたい心境にもなる。

いざ並んでみて、いよいよ自分の番というときに、前の客がポイントを使えますか、とか、チャージ金額の不足分を現金で払うとか、ああでもないこうでもないなどと、レジ担当者との話が長いなんてこともあったりして。

結局、早く終わりそうなつもりだったのに、ずらっと並んでた列の方が早く終わってたなんて・・、これもツイてないっていえばツイてないのかも知れないが、こんなささいなことまでネガティブに思ってしまえば、ネガティブ脳になりかねない。

これが日常のよくある話だ程度に留めておけば、クレーマーと呼ばれるやたらキレる迷惑老人に成り下がらずに済むんじゃないかと、思ったりもしている。

まあ、”ツイてない”とかあまり深く考えない方が穏やかに過ごせるし、小さな”ツイてる”を見つける方が楽しいのではと、小生はそう思うね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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