見出し画像

呪術廻戦27巻のCM「3年J組 超人先生」を勝手に英訳してみた

どうもセカストです
はい、タイトルの通りです。それ以上のことはありません。
英日翻訳が得意で、日英翻訳は苦手ですので、優しい目で見てやってください。


英訳

ナレーション「3年J組 超人先生!」
"Class 3-J Superhuman Teacher!"

高羽「私の彼氏、もしかして呪術師? どんな彼氏?」
Takaba: "My boyfriend might be a sorcerer. What kind of boyfriend is he?"

太った生徒「はい!」
Chubby Student: "Me!"

高羽「はい!そこのメガネ!」
Takaba: "You, four-eyes!"

太った生徒「部屋を暗くするとき、『じゃあ帳おろすね』って言う」
Chubby Studen: When he wants to darken the room, he says 'I'll drop the veil.'"

羂索「なぜ笑わないんだい? 彼の大喜利は上手だよ」
Kenjaku: "Why aren't you laughing? His improv is good."

高羽「誰だオマエ!?」
Takahaba: "Who the hell are you!?"

太った生徒「ってか俺、眼鏡かけてねえし」
Chubby Student: "I don't even wear glasses, though"

ナレーション「新発売だよ!呪術廻戦27巻!」
"New release! Jujutsu Kaisen Volume 27!"

一応、それなりに解説

ナレーション「3年J組 超人先生!」
"Class 3-J Superhuman Teacher!"

「超人」がそもそもどんな意味で使っているのかがわかりませんが、「超能力的な凄いことが出来る人」というような解釈で"Superhuman"としてみました。ただ単に凄い人ってならば"Increcible"でもいいかも。あの"Incredible Hulk"も、「超人ハルク」と訳されたぐらいですしね。

高羽「私の彼氏、もしかして呪術師? どんな彼氏?」
Takaba: "My boyfriend might be a sorcerer. What kind of boyfriend is he?"
「呪術師」は"Sorcerer"
。一応意味的には「魔法使い」とか辞書を引くと出てきますが、作品によっては「妖術師」とか訳されることもあるため、ハリー・ポッターみたいな"Wizard"よりはおどろおどろしい雰囲気があるのかも。

太った生徒「はい!」
Chubby Student: "Me!"
授業で先生の質問に答える時の英語のパターンはいくつかあります。単純に"Here!"(こっちです!)や、"I know!"(知ってる!)と言ったりしますが、今回は"Me!"(わたし!ボク!)にしてみました。理由は、あの生徒役の子が英語を喋ったら、言いそうだなあと思ったからです(笑)。"Yes!"でもいいのですがちょっと堅苦しいかもと思ったので、今回は不採用にしてみました。

高羽「そこのメガネ!」
Takaba: "You, four-eyes!"

「そこのメガネ!」は別に"You there with glasses"でもいいかと思いましたが、高羽が芸人であることと「もし高羽が英語を喋れたら」ということを想像して"four-eyes"にしました。"four-eyes"は眼鏡をかけている人を侮蔑するような意味のスラングです。アニメで「メガネ」的なあだ名をイジられてるキャラは、大体"four-eyes"と英訳されていることが多いです。

太った生徒「部屋を暗くするとき、『じゃあ帳おろすね』って言う」
Chubby Studen: When he wants to darken the room, he says 'I'll drop the veil.'"
「帳をおろす」の「帳」は"veil"です
。色々と調べてみると「帳をおろす」の英訳は"drop the veil", "cast the veil", "lower the veil"など、色々あるみたいです。今回はシンプルに"drop the veil"を採用してみました。理由は、字幕にした場合に文字数が少ない事と、「おろす」と"drop"に齟齬がないと考えたからです。

羂索「なぜ笑わないんだい? 彼の大喜利は上手だよ」
Kenjaku: "Why aren't you laughing? His improv is good."
「大喜利」が、今回の英訳で恐らく一番難しいかもです。
というのも、「大喜利」という文化は欧米圏にはありません。ただ、大喜利の「即興で面白い答えを出す」という意味の「即興性」を前面に出せば伝わるであろうということを考えると,"improv"("improvisation"〈即興演奏、アドリブ〉の略)でいけるのではと考えました。違ってたらすいませんとしか言いようがないです。セカストにそこまで期待しないでください。

高羽「誰だオマエ!?」
Takahaba: "Who the hell are you!?"
"Who are you!?"でもいいのですが、今回はウェブCMということで思い切って"the hell"を入れてみました。"the hell"を入れると、ちょっとぶっきらぼうというか、乱暴な言葉遣いになります。「オメエ誰だよ!?」的な感じかもしれません。ただこれだと、公共のテレビCMでは使えないので、もうちょっと柔らかくするなら"the heck"、逆に更にウェブCM用に強めの表現にしたいなら"the f*ck"を使ってもいいかも。いや、ダメですね(笑)。やっぱり、攻めるとしても"the hell"ぐらいがギリギリだと思います。

というわけで、以上です。
別にセカストは集英社の回し者でもなんでもないので、呪術廻戦27巻は買わなくてもいいです。
あと、色々と英訳に対して意見はあると思いますが、所詮はセカストの英訳なので、争うだけムダだと思っておいてください。あなたがセカストの英語を直せるぐらいの獅子だとして、セカストのようなアリを相手にするのは時間の無駄ですから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?