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OpenToonz向けプラグインエフェクト群「kumotate_Nar01」導入手順

開発したOpenToonz向けプラグインエフェクト群「kumotate_Nar01」の導入方法です。

(僕が開発したものではないOpenToonzプラグインエフェクトの導入は、以下の方法と(ほとんどの場合)異なるのでご注意ください。)



各エフェクトについて

軽く配布しているプラグインを紹介しておきます。

・「Luma_Key」
入力画像のRGB値から算出した輝度を基に明るい部分だけを抜き出すエフェクトです。
また、「Half_alpha」で輝度を透明度に変換することもできます。

・「Auto_Fill」
入力された線画の閉領域を指定の色で塗りつぶすエフェクトです。
(現在は8bit画像のみ対応)
OpenToonzでのVコンテ制作などを想定して開発しました。

・「HSV_Line_Processing」
入力画像をHSV色空間上に変換して、線のアンチエイリアスを取り除くこと(アニメ界隈でのいわゆる二値化)ができます。
設定できる最大の色数は、RGB all0の実線1色+任意の色トレース線8色の計9色で、各色ごとに色相の範囲や線の太さを設定できます。




ダウンロード


まず以下のリンクからプラグインをダウンロードしてください。
※現在はWindows版のみです。


データの中身は以下のようになっています。

・kumotate_Key_Luma_Key.plugin
・kumotate_Line_Auto_Fill.plugin
・kumotate_Line_HSV_Line_Processing.plugin

→3つのプラグインの実行ファイルです。これらをOpenToonz stuffのplugins内に配置します。(詳しくは後述)

・License.txt
→opentoonz_plugin_utility、OpenCVのライセンス情報です。実際の動作には使用しません。

・opencv_world4100.dll
→OpenCVv4.10.0の動的ライブラリです。プラグインの実行のためにOpenToonz.exeと同じ場所に置く必要があります。(詳しくは後述)

・README.txt
→エフェクトの導入方法についての簡易的な説明です。




導入

1.「opencv_world4100.dll」を「OpenToonz.exe」のあるフォルダに配置する


まず、「opencv_world4100.dll」を「OpenToonz.exe」のあるフォルダ(デフォルトだと、C:\Program Files\OpenToonz)に配置します。




2.拡張子が「.plugin」となっているファイルをOpenToonz stuffのpluginsフォルダ内に配置する

次に
・「kumotate_Key_Luma_Key.plugin」
・「kumotate_Line_Auto_Fill.plugin」
・「kumotate_Line_HSV_Line_Processing.plugin」
をOpenToonz stuffのpluginsフォルダ内に配置します。

デフォルトだと「C:\OpenToonz stuff\plugins\」になると思いますが、OpenToonz stuffの場所はダウンロード時にユーザーが設定する仕様になっているので、人によって異なる場合があります。)

OpenToonz stuffフォルダ


pluginsフォルダ内 ここにプラグインのデータ(.plugin)を配置する


3.OpenToonzを起動する

1、2の手順が完了したら、OpenToonzを起動します。
もし、OpenToonzを起動した状態で1、2の手順を行った場合はOpenToonzを再起動してください。

エフェクトスキマティックウィンドウ上で右クリック→「エフェクトを追加」→「Plugins」にエフェクトが追加されていれば完了です。

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