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OpenToonz カラーモデルを使ったパレット作成、色置換+スタジオパレットの使い方

OpenToonzでカラーモデルを使ってパレットを作成したり、色置換を行う方法についてマニュアルを作成しました。 クリスタやPhotoshopなどで他のペイントソフトで下画像のようなカラーモデルを作成して(使う色を決めて)、OpenToonzでペイントする際などに役立つかと思います。 また、ネット上では日本語情報が少ない「スタジオパレット」の使い方についても基本的な使い方を書きました。 「スタジオパレット」とは、一度作成したパレットを保存して別の絵をペイントする際にも再利

    • OpenToonzプラグインエフェクト「Channel_Blur」 マニュアル

      開発したOpenToonzプラグイン「Channel_Blur」のマニュアルです。 RGBAチャンネルごとにブラーをかけることができます。 (現在は8bit画像のみ対応) 以下のリンクからダウンロードできます。 使用方法エフェクトスキマティックウィンドウ上で右クリック→「エフェクトを追加」→「Plugins」→「kumotate_Blur」→「Channel_Blur」を選択します。 効果を適用したいカラムを以下のように繋ぎます。 エフェクトを右クリック→「プレビュ

      • OpenToonz向けプラグインエフェクト群「kumotate_Nar01」導入手順

        開発したOpenToonz向けプラグインエフェクト群「kumotate_Nar01」の導入方法です。 (僕が開発したものではないOpenToonzプラグインエフェクトの導入は、以下の方法と(ほとんどの場合)異なるのでご注意ください。) 各エフェクトについて軽く配布しているプラグインを紹介しておきます。 ・「Luma_Key」 入力画像のRGB値から算出した輝度を基に明るい部分だけを抜き出すエフェクトです。 また、「Half_alpha」で輝度を透明度に変換することもでき

        • OpenToonzプラグインエフェクト 「Auto_Fill」 マニュアル

          開発したOpenToonzプラグイン「Auto_Fill」のマニュアルです。 入力された線画の閉領域を指定の色で塗りつぶすエフェクトです。 (現在は8bit画像のみ対応) OpenToonzでのVコンテ制作などを想定して開発しました。 以下のリンクから無償でダウンロードできます。 https://kumotate.booth.pm/items/6210581 使い方 エフェクトスキマティックウィンドウ上で右クリック→「エフェクトを追加」→「Plugins」→「kumot

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        OpenToonz カラーモデルを使ったパレット作成、色置換+スタジオパレットの使い方

          OpenToonzプラグインエフェクト「HSV_Line_Processing」 マニュアル

          開発したOpenToonzプラグイン「HSV_Line_Processing」のマニュアルです。 入力画像をHSV色空間上に変換して、線のアンチエイリアスを取り除きます。 設定できる最大の色数は、RGB all0の実線1色+任意の色トレース線8色の計9色で、各色ごとに色相の範囲や線の太さを設定できます。 (現在は8bit画像のみ対応) 以下のリンクから無償でダウンロードできます。 https://kumotate.booth.pm/items/6210581 使用方

          OpenToonzプラグインエフェクト「HSV_Line_Processing」 マニュアル

          OpenToonzプラグインエフェクトLuma_Key マニュアル

          開発したOpenToonzプラグイン「Luma_Key」のマニュアルです。 「Luma_key」は入力画像のRGB値から算出した輝度を基に明るい部分だけを抜き出すエフェクトです。 また、「Half_alpha」で輝度を透明度に変換することもできます。 (現在は8bit画像のみ対応しています。) 以下のリンクから無償でダウンロードできます。 https://kumotate.booth.pm/items/6210581 使用方法エフェクトスキマティックウィンドウ上で右ク

          OpenToonzプラグインエフェクトLuma_Key マニュアル

          【OpenToonz】Bloom Iwa で光の表現を作る

          「Bloom Iwa」は、ドワンゴ開発のプラグインエフェクト「LightBloom」を改良して作られた、ブルームエフェクトです。 発光の表現を作ることができます。 同様に発光の表現を作ることができるエフェクトとして、「Glow」がありますが、「Bloom Iwa」の方がアップデートもされており、浮動小数点計算にも対応しているとのことなので、こちらの方が良いのかなと思ってます… 記事前半ではエフェクトの各パラメーターについて解説しています。 後半では画像の一部分にのみエ

          【OpenToonz】Bloom Iwa で光の表現を作る

          OpenToonz ベクター自動中割コントロールの使い方

          OpenToonzではToonzベクターレベル(pli)であれば自動で中割りを作成することができます。 さらに「ベクター自動中割コントロール」はベクターで自動で中割りを作成するときの細かいオプションなどを設定することができますが、例のごとく日本語マニュアルがなかったので調査しました。 この記事はその「ベクター自動中割コントロール」を使ったベクター自動中割りの作り方について解説します。 前準備(OpenToonzの基本操作については書き始めると長くなりすぎてしまうので、割

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          クリスタのアニメーションセル出力で作成した線画素材をOpenToonzに読み込み、変換する方法

          別のアニメーションソフト(クリスタなど)で描いた線画(連番画像)をOpenToonzにインポート、変換してペイント可能にするまでの手順についてマニュアルを作成しましたので、公開します。 お恥ずかしい話ですが、自分は資料を作ると高確率でどこか間違っていたりするので、訂正が比較的しやすい(?)noteに投稿することにしました。 間違いや情報の追加があった場合などには、以下に更新情報を書きますのでご確認ください。 また、ご意見質問などあればコメントにぜひ書いてください! O

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          アニメーションをクリスタからOpenToonzに持っていく二つの方法

          そもそもなぜOpenToonzを使うのかCLIP STUDIO PAINT EXには本格的なアニメーションを作る機能が搭載されています。 商業アニメーション制作でもクリスタは用いられることは多く、一部のアニメ会社からはクリスタで使えるテンプレートも公開されています。 (参考) では、わざわざOpenToonzを使わずともアニメーションを作れるではないか。と思われるかもしれません。確かにそうなのですが、クリスタの機能も完璧ではありません。 (元々クリスタはイラスト、漫画向

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          OpenToonzが扱える画像形式とそれぞれの特徴

          OpenToonzで扱える画像のタイプはラスター、Toonzラスター、ベクターの三つに分けられます。 画像の形式によって、使える機能や特徴も大きく異なってくるので、ある程度理解しておく必要があります。 では一つ一つ見ていきます。 作成方法Xsheetタブをクリックすると表示されるタイムシートウィンドウの左上にある三つのボタンのいずれかを押すことで作成できます。 クリックすると作成のオプション画面が出ます。 OKを押すと新しくレベル(セル)が作成されます。 (適用を押す

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          自己紹介と今後の活動目標

          初めまして。くもたてと申します! 今回が初の記事投稿なので、軽めの自己紹介と今後どういった記事を書いていくかを簡単に説明します。 まず自己紹介です。 私は趣味で手書きのイラストやアニメーションを作っています。 知識やノウハウを記録することで自身の成長を実感することができたり、少しくらいはアニメーションを作ってみたい方のヒントになるかなと思い、noteを始めることにしました。 次に、今後どういった記事を書くかについてです。 イラストやアニメーションを作る上で分かったこ

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