かかりつけ医の見極めのポイント
みなさんは、どのように愛するペットのかかりつけ医を選んでいますか?
家から近いだけで選んでいませんか?
ペットの情報サイトでは「家から近い病院を選びましょう」と必ず書いてあります。
もちろん家から近いほうが便利です、でもそれだけで選んでしまうと医療過誤に遭う確率が高くなります。
では獣医師の出身大学や経歴を見ればいいのか?
それも人間の病院同様あてにはなりません。
ではレビューサイトは?★4.4だといい病院?
Googleレビューが一番消しにくいサイトではあるので、そこの低評価レビューと、ある場合は返信まで読むことは大事です。
しかしGoogleレビューは「消しにくい」だけであって「消せない」わけではありません。他のレビューサイトに至っては、獣医師自らが消せるものがほとんどです。(たまに低評価レビューが見逃されて残っている場合があるので、その時はしっかり読みましょう)
じゃあ何を信じたらいいの?!
動物病院(獣医師)のこんなところを観察しよう
病院に着いたら初診でも再診でも以下のポイントをしっかりと確認しましょう
✅説明は時間をかけ、懇切丁寧でしたか?
✅獣医師の態度はどうでしたか?
・質問すると態度や口調が変わる、話を終わらせようとする
・質問を重ねると不機嫌になる
(☝このような場合は要注意です)
✅獣医師と看護師の関係はどうでしたか?
(☝高圧的な獣医に、看護師が委縮しているパターンは要注意)
✅獣医師は動物を自分で保定できていましたか?
✅薬の説明はきちんとありましたか?
✅薬の名前が記載された処方箋は受け取りましたか?
(☝調合薬でも書けます、騙されないで)
✅治療をする場合は事前にしっかりとした説明がありましたか?
✅すぐに手術を薦めたり、HP、ブログ、SNSなどで手術を盛んにアピールしていませんか?
(☝手術や検査ができる設備が整っていると飼い主としては安心しがちですが、設備が整っていも使いこなせなかったり(新卒合格者がいがち)、オーナーが設備代を回収する為手術したがるので設備が整っている以外のところでの見極めをおすすめします。)
✅治療に選択肢の幅をもたせてくれていますか?
(☝基本的に手術を急がせる獣医師は要注意です)
✅セカンドオピニオンを嫌がりませんか?
※アンケートの中には、かかりつけの病院が休診だったため他院を受診したら、担当医に高圧的な口調で“適切な診療が出来かねる”と言われた事例もありました。
✅病院の「におい」はどうですか?
(☝消臭剤、芳香剤のにおいがきつい、または言葉にしにくい独特のにおいがする場合は要注意)
最後に
✅獣医師・動物病院に対して「些細な違和感」を感じましたか?
些細な違和感って「自分の思い過ごしかも」「気にしすぎているだけかも」と掻き消しがちですが、実はこれが一番大事で、医療過誤に遭ったあと当初の違和感について語る方は多いです。
最近アンケートに答えてくださった方は「なぜ兆候があったにも拘らず通院し、手術を承諾してしまったのか、後悔しかありません。」と、おっしゃっていました。
当事者になると色々なバイアスがかかって、他人の事ならよく見えていたはずの事が分からなくなる、という事実もしっかり頭に入れておきたいですね。
そして些細な違和感と同じくらい注目して欲しいのが、獣医師の自尊心、異常に高い場合は要注意です。
(★Point)医療過誤被害者の方からの声で多いのが、獣医の態度急変。通っている間は愛想が良くても、自尊心が高いゆえ、ミスをした事を認めません。すぐに弁護士を立てて脅してくるので注意が必要です。
『外側ばかり作り上げていても結局は人間性』
被害者の方々の声を聞くと、この部分が大きい様に思えました。
どの方にも共通しますが、真摯に対応していれば訴訟にまで発展はしていません。ミスを認めない、弁護士を立てて脅すなどの行動をとれば、益々対立が深まるだけなのに、獣医の自尊心が高いゆえに、そういった人間としての倫理を欠いた対応をしてしまう。本人に自覚がなく、獣医に対する法的罰則もない以上、こちらが見抜き自衛するしかないのが現状です。
みんなの声「あなたにとって良い動物病院とは?」
以前Instagramでとったアンケートより抜粋