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ペットのIDチップはやはり必要だと思う

(表紙画像はイメージです)

スペイン・バレンシア州で先週おきた局地的な豪雨災害で、
多くの犬・猫たちが迷子になっています。

地元の方やレスキューボランティアに発見された動物たちが
一時保護のキャンプに連れてこられますが、
IDチップがある子は飼い主さんと連絡が取れ、きちんと戻っていきます。


一方でチップのない子もとても多く、飼い主さんの探しようがありません。


スペインは動物好きな人が多いので、それでも保護されたその日のうちにキャンプに来た子は全頭、どこかの家庭に引き取ってもらえています(付き添いボランティアが夜中まで待ってやっと、ということも多かったそうですが)。

でももしかしたら一生、もとの飼い主さんには会えないかもしれません。


そして被災現地から、亡くなった状態で発見された動物の情報も上がってきています。
身元がわかればきちんと連絡が行き、お別れができます。

私も、IDチップなんて家畜のようでなんだかな、と思っていた一人ですが、この状況を見て確信しました。必要です。

まあ鼻紋登録のシステムに変わってくれればもっといいなとは思うのですが、いや、とはいえ、パニックで興奮している大型犬の鼻紋を調べるのは命がけになりかねないですね。

今のところ、やはりチップは必要だと思います。

写真は、チップのおかげで飼い主さんが無事見つかったホワイトスイスシェパード&ジャーマン・シェパード姉妹。

薄緑のトリアージが、チップありの印。
運搬チームの車で、家族の元へ帰っていきました。

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