無知よりタチが悪い、◯◯◯◯漁り
11日でわんわん。わんわん感謝の日。
って、もうお昼も過ぎてしまいました〜💦。
さて、ここ最近、愛犬バレリアの成長がめざましいです。
特に社会化の面ですね。
お散歩で、自分から挨拶させて〜と近づいていく機会が増えました。
しかもちゃんと犬の礼儀作法にのっとって、
カーミングシグナルをうまく使ってるようです。
私が教えたわけじゃないんで、もともと備わってたスキルを
発揮できるようになった、ということでしょう。
少し前まで、この子はもう一生他の犬から逃げて過ごすのかと
悲観していたのですが😭
5歳にして、「ビビリ犬」のレッテルは
返上できたと言っていいと思います!!
そんな8月のわん感日は、わんこさんたちの成長をサポートするうえで、
改めて私が大事だ思っていることをシェアさせていただきますね。
社会化に限らず、愛犬の困りごとに直面したとき、
ついやってしまうこと。
それは「ノウハウ漁り」。
SNSやネットには、「こういうときはこうしたらいい」なんて情報が
山ほど発信されています。
ちょちょっと検索すれば、犬の”しつけ”方法がすぐ見つかります。
私も、バレリアがまだ子犬だったころ、YouTubeの動画をマネして
言うことを聞かせようとしたり、トレーニングをしているつもりになっていました。
けれど、私がやっても同じようにはいかない。
じゃあ別の方法を探してみよう。
褒めたり怒ったり無視したり、
まるで実験のように、試しては変え、試しては変えを繰り返していました。
いつのまにか、自分がノウハウを使えるかどうか、
つまり私のスキルを証明することに躍起になっていったのです。
その結果、バレリアは神経質で怖がりな性格に…。
もちろん、良かれと思ってやっていたことだし、
その時のベストを尽くしていました。
当時の自分を責めるつもりはありません。
でも、ノウハウだけ仕入れたところで、
うまくいくなんてことはないということ、
身をもって学びました。
まず、「ノウハウ漁り」には落とし穴があります。
ちゃんとしたプロのトレーナーさんの動画などを見ていると、
「安易に真似しないでください」とおっしゃっているのに気づくはずです。
にも関わらず、私たちはつい「自分にもできる」と思いがち。
けれど、犬それぞれに性格や環境、そして飼い主との関係性があります。
これらが異なるのに、同じように万能に効く方法があるわけがないんです。
また、プロというものは、
犬に対するスタンスからトレーニング理論まで
AさんにはAさんの、BさんにはBさんの、
一貫した方法論を持っていらっしゃるものです。
その一貫性の中で結果が出る、というのは意外に見過ごされがちです。
（手法をめぐる是非は、ここではおいておきます）
そして何より、プロは犬が出す微妙なサインを読み取ったり、
環境のコントロール、細かいタイミング調整なんかができる人たちです。
でもわざわざそれを、Youtubeで説明なんてしてくれないんですよ〜
よく考えたら当たり前です。
それが飯の種なんですから。
でも、私たちがそれを理解せず、色んな人の方法をツギハギで取り入れていると、
効果がないばかりか、逆に愛犬を混乱させてしまいます。
結果、不安定な犬を育ててしまうことに…。
タチが悪い、というのはそういうことです。
では、飼い主さんにとって「ノウハウ」より意味のあることってなんでしょう。
あくまで私の考えですが、
ワンちゃんの様子や反応を観察し、どう感じているのか、
何を必要としているのかを理解できるようになること、だと思います。
それは、「自分自身の感覚」や「犬とのコミュニケーション」を通して得られるものです。
犬たちはいろんなサインを出してくれます。
それに気づいたときに、
かわいいって笑ってたり写真取ったりしてたらだめなんです。
「うん、わかってるよ」
「じゃあこうしようか」
と、阿吽の呼吸で反応して導いてあげること。
イメージは野球のバッテリー。
もしくは、「おい」しか言わない夫が欲しいものが何でもわかる奥さんっていますよね。
あんな感じ?（違うか😆）
さっきのバレリアのお散歩を例にとると。
バレリアが散歩中に他の犬を見つけたとき、
結構よく「どうしたらいい?」という目で見てくれます。
（よく知らないワンちゃんで、行けそうか行けなさそうか微妙な感じのとき）
「ちょっと端っこに行って待とうか」
「やめとくか、逃げよ!」
「チャレンジする? バックアップするよ」
私は相手の犬と飼い主さんを見て、表情とリードで提案してあげます。
あとは彼女がどうしたいか決める。
私はいつでも間に割って入れるようなポジションだけはキープしておく。
こうやって、バレリアの経験値を上げていく、ということをしました。
ただ、これもノウハウとして伝えたいのではなくて、
私とバレリアで積み重ねたコミュニケーション方法です。
そしてベースには、自分の犬育てのスタンスに合ったメンター（ドッグエデュケーター）の存在があります。
その人達からは「ノウハウ」も教わっていますが、
ちゃんと軸があるので、ブレることがありません。
結局大事なのは、飼い主さんが軸を持つことかな、と思います。
それは自分を見つめる作業でもあり、
握りしめていた思い込みを手放す必要も出てきます。
私なんかは、「言うことを聞かせることに喜びを感じる自分」の存在を
目の当たりにして、ギョッとしたりしました。
でも、人も犬も、いつからでも変われます。
小手先のノウハウではなく、
理解とコミュニケーションにこそ
その鍵があるんだよ! というお話でした。
これからも、ヒプノセラピーや潜在意識、犬の心理を駆使して
「ワンちゃんから世界一のママと呼ばれる」飼い主さんマインドを
作っていく方法をお伝えしていきますね。
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（今日は投稿が遅かったので明日もOK！）
先着3名様まで。
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