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大学院の研究からPepreGumができた

こんにちは。PepreGumのじつひろです。
今日はPepreGumのサービスを作った理由の続編をお届けします。
PepreGumのサービスは代表じつひろの過去の研究の考え方がベースになっています。ですが、そのベースは歯の研究ではなかったのです。

大学院の研究は糖尿病の研究

大学4年~大学院修士時代まで、約3年間は糖尿病予備軍(糖尿病の疾患発症前)の患者さんの血液を分析する研究をしていました。
血液成分の増減と症状の進行がどう相関するか調べていました。
血液中の成分の挙動で糖尿病の進行がわかれば、早期発見につながるという考えから、糖尿病の早期発見に活かすために研究を行っていました。
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当時は単純に研究分野が楽しくて、論文を読んだり、実験をしたり、学会発表したり、楽しく過ごしていました。
研究活動は好きだったので、今後も研究を続けたいなと思い研究者の道を目指しました。
加えて、自分で開発したものや、研究成果を世の中に出したい!という思いがあり、メーカーの研究職を志して今に至ります。
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当時はメーカーに就職した際も、大学の研究とは全く異なる研究をすることになったので、大学院の研究が生かせる日が来るとは思ってもいませんでした。

そこからPepreGumにどうつながった?

私がペットの歯周病に着目したのは1年半くらい前です。
その時の話はこちらのnoteに書いてあるので、読んでみて下さいね。

始めは今の「試験紙で歯周病リスクがわかる」という形ではなく、「ガムを噛んだら歯周病のリスクで色が変わる」というソリューションでした。

当時考えていたガムの歯周病リスクチェッカー


ただ、それを実現するには反応するための試薬をガムの中に入れなければいけなかったり、ガムは飲み込んでしまうので、いくら安全な試薬でも、
体の中に入れるのは不安、という声から断念。
試験紙で口に試薬を入れることなく、リスクチェックできる安心安全なサービスに今は生まれ変わっています。そして、今の形を実現するのに、過去やっていた糖尿病の研究手法が役に立っているのです。
唾液中の成分を分析することで、歯周病の早期発見につなげる。その根っこは病気の種類が違っても応用できます。
人生の経験って、どこで生きるかわからないですね。
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(蛇足)ガムを使って歯垢を染められるのか?歯が赤く染まる市販の試薬を使ってガムを自作、歯が染まるのか自分で試したこともありました…笑

歯が…染まっている!!!(自分の歯です、恥)

PepreGumが実現したいこと

歯周病にいち早く気づいてもらうことで救われるペットがたくさんいる。
そう信じているからこそ、どうやったら飼い主さんが使いやすいかな?気づいてもらいやすいかな?と試行錯誤して作っている途中です。
インスタグラムでもお話ししましたが、歯周病という病気は気づきづらく、
発症してしまったら完治することはありません。症状の進行は不可逆なのです。
重症化して後悔する飼い主さんを沢山見てきました。
軽度のうちに、発症しないうちに予防・対処すること。それが一番大事だと考えています。
重度の歯周病になる子を0にする。そんな世界を目指して予防啓発活動を続けていきます。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡

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