メタボの救世主「硝酸塩(葉物野菜)」に発ガン性?
緑の葉物野菜(ホウレンソウ、レタス、小松菜、白菜など)に多く含まれている「硝酸塩」が、メタボの救世主として大人気。
特に「メタボクライシスの沖縄」では、「硝酸塩」に注目しています。
一時は、長寿世界一に輝いたこともある沖縄県。気楽な稼ぎの反日デモに明け暮れて、あっという間に凋落(男性)し、今や、メタボはダントツの日本一。
沖縄県民のカロリー摂取量は、どんどん低下して、低カロリー(低栄養)状態。それなのに"メタボ日本一(男性)"という不思議。
ここにきて、有力な原因が判明しつつあります。
すなわち"硝酸塩"の不足。
硝酸塩が不足していると、低カロリーでもメタボが発症することが実験で判明。
硝酸塩は緑の葉物野菜(ホウレンソウ、レタス、小松菜、白菜など)に多く含まれていて、沖縄県の野菜摂取量は全国最下位レベルです。
また、諸外国での調査でも、野菜から摂取した硝酸塩により
①メタボが改善
②認知症に効果
という報告が多数あります。
つまり、緑の葉物野菜などの野菜をたっぷり採ることで、メタボ(肥満、糖尿病)は解消できるというわけですね。
実はこの「硝酸塩」は発ガンに関与しているのかどうか物議をかもしています。
私が、ポピュラーな豚肉や牛肉、あるいは加工肉を摂取しなくなった理由は
加工肉や豚や牛(家畜)の赤身肉には、発がん性があり、摂取制限が推奨されている事。
その発がんの原因物質は
①ヘム (赤身肉の赤い色素)
②肉を加熱すると出来る環式アミン
③加工肉の防腐目的の「硝酸塩と亜硝酸塩」
が特定されていました。
この「硝酸塩」そのものには発ガン性はありませんが、複雑な経路で「亜硝酸塩」に変化すると、この「亜硝酸塩」の一部は発ガン物質に変化します。
そのためユーロでは緑の葉物野菜(ホウレンソウ、レタス)中の硝酸塩の濃度制限を実施しています。
ところがその後のユーロや日本での解析や調査で、「硝酸塩」による発ガンへの影響が否定されつつあります。
日本の厚生省でも、「硝酸塩」による発ガンの影響は否定されました。
これで安心して、メタボ解消の救世主の「硝酸塩」を多く含む緑の葉物野菜(ホウレンソウ、レタス、小松菜、白菜など)を摂取できますね。
でも、私の野菜ファーストでは、緑の葉物野菜は少な目(価格が高い)で、緑黄色野菜は「ニンジン」が、淡色野菜は「玉ねぎ」が主力です。