シカ肉に恐怖の「狂牛病」万延中

　北米に蔓延するシカの狂牛病「狂鹿病、ゾンビ鹿病」。
50年ほど前に米国で発見され、米国全土に拡散。いまでは野生のシカが激減という非常事態に。ノルウェーでも発症していて、全世界への拡散は時間の問題。

　狂牛病と同じ伝染性の海綿状脳症の一種で、プリオン(異常なたんぱく質)によって引き起こされる。ウイルスのように拡散して増殖する

　ゾンビ鹿病(狂鹿病)にかかったシカが出すおびただしい唾液に汚染された草を食べたシカに伝染し発病拡散。
　感染するとゾンビのようにフラフラとさまよい、最後は餓死・・

　恐ろしいのは異種間感染。
サルへの感染したシカ肉の餌供与で、7割のサルが感染。
つまり、同じ霊長類の人間にも感染のリスクが大。

　これから「ジビエ肉」としてのシカ肉のブーム到来も予想されますが、一部輸入される感染シカ肉の悪影響が先か?

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