楽天メディカルの「光免疫療法」
米国での「頭頸部の末期ガン患者」の治験成績では、
■15人中、14人のがんが縮小し、約半数の7人のガンが消滅
ガン患者は免疫力が特に低く、ほかの抗がん剤治療や免疫療法では、治療効果はかなり限定されますが、光免疫療法の治療効果は群を抜いていますね。
この光免疫療法は、米国立がん研究所の小林久隆主任研究員が中心となって開発したもので、米国の楽天メディカル(旧・楽天アスピリアン)が、特許の独占使用権を得て、開発から治験まで全面協力しています。
光免疫療法の仕組みは、IR700(色素)と一体となった抗体を、静脈注射で体内に入れます。そして、ガン細胞だけに結合した抗体に「近赤外線」(テレビのリモコンと同じ)の光を照射すると、IR700の化学反応で、がん細胞の細胞膜が破壊されるわけです。
小林氏によると、頭頸部のがんの次は「肺がん、前立腺がん、乳がん、膵臓(すいぞう)がんなど」を対象とした光免疫療法を計画しているそうです。
体の深部にあるガンに対しては、光ファィバーを利用して、近赤外線を照射します。
また、全身に転移したガンも、「制御性T細胞」にIR700を付けた抗体をくっつけることで治療可能という万能ぶりです。
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