道路を走っちゃアブナイよ 川鵜ちゃん
この宇田川河口(淀江町 鳥取県米子市)と周辺の淀江海岸に集まる川鵜達。
宇田川ではアユの放流や養殖もなく、鉄砲の使用は厳禁なため、川鵜達は安心して魚獲りができます。
難を言えば、宇田川は2級河川で川幅も狭く水量も少ないため、魚の数も豊富とは言えません。
そのためこのあたりをテリトリーにする川鵜の数は7羽程度。
その中の4羽は私に懐いていて、手から魚を食べます。
でも、川鵜の寿命は10年程度ですが、鉄砲などで駆除される個体も多く4年程度での死亡も。
私に慣れた4羽のうち、最も慣れていたクロちゃんが今年の初夏から姿を消してしまいました。冬場は、瀬戸内地方への避寒行動がみられるのですが、この時期にいなくなるということは、ほぼ「死亡」みたいですね。
慣れた川鵜は、私の姿を見つけると飛来してきて道路に着地。
そして、走って私のすぐそばまでやってきます。車が来てもお構いなしですから、こちらがヒヤヒヤ(汗)
まっ、日本広しといえども、川鵜が人を追いかけてきて道路を走るなんてのは、ココの宇田川河口だけでしょうね。
手からのエサやりですが、川鵜の口ばしは大きく鋭いナイフなので、注意していないと、指の切断も(汗)
私の場合は動体視力が高いおかげで、なんとか無傷で手からのエサやりを実施中。
一度、川鵜の背中をナデナデしたときに、振り向いた川鵜の口ばしが軽くチョンチョンと触れて、手の甲に切り傷が出来たことがありました。
長年の金欠(汗)で、川鵜達のエサの魚の購入に事欠く日々(汗)
それでも、川鵜達との貴重な感動体験を失うのは惜しくて、なんとか半額の魚を調達しては、手からのエサやりを続けています。
鵜飼いとは違った、淀江町だけの文化(観光資源)の創出ですね。
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