烏丸を「トリマル」と言ってフラレた"京都慕情"時代
四国山脈の山奥で育ち、レストランなど一度も入ったことのなかった私。
住んでいたのは、東洋のマチュピチュ”別子銅山(愛媛県新居浜市)のすぐ下流の村。
そんな田舎猿の私も、新入社員として初の大阪本社勤務に。工場時代は技術開発でしたが、なんと技術営業へ(汗)
もちろん営業なんてトンデモハップンで四苦八苦の日々。
そんな私に同情してくれたのか、なぜか同僚の女性社員が休日に京都でのデートにさそってくれました(涙)
当日はルンルンで京阪電車で京都へ行き、京都駅前で待ち合わせ。
なにせ、大阪もほとんどわからない田舎者の私ですから、京都デートは散々というより、デートって何をするのかがサッパリ不明(汗)。
女子社員の子を、お店にも入らず、ただ歩いて連れまわしたあげく、烏丸を「トリマル」と言ってクスクスと笑われたりで、かなり幻滅されたことは確実。
でも、彼女は優しくて、もう一度デートのチャンスをくれました(汗)
それは、彼女のご自宅の箕面の大豪邸へのご招待(汗)
なんと、彼女の家(お父様)は、中小企業を数社経営するセレブ層。ポロ衣の私とは完全に不釣り合い(汗)
大豪邸は箕面の傾斜地に建てられていて、数段にわたって建物や竹林が点在。あまりの身分の差?に舞い上がった私は、またしてもシドロモドロのアイサツや不作法などで、トドメのデートになりました(涙)
もう半世紀が経過しましたが、あの優しいセレブのお嬢様は、今はシアワセですか?
失敗ばかりでドジな私でスミマセンでした(汗)
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