可愛いクロちゃん。　川鵜がペットに?

「僕の可愛いクロちゃんは～♪」　　川鵜が放し飼いペットに!

　とにかく、私を全く怖がらない野生の川鵜のクロちゃん。「手からのエサやり第一号」なので、クロちゃん(川鵜No.1)と命名。
　クロちゃん(川鵜)が私に慣れているのには理由があります。
以前、羽根をケガして飛べなくなったクロちゃん(川鵜)が、宇田川河口のブロックに隠れ住み、ケガの治療に努めていたときに出会い、私が魚を投げ与え続けてケガも完治して飛び去りました。
　そして、翌年の春に忽然と私の前に現れたクロちゃん(川鵜)。

　川漁師さんたちには忌み嫌われる川鵜達ですが、彼らに罪はないはず。川の魚の住みやすい環境整備と川の雑魚の保護育成は必須でしょうね。
　あと、科学的管理手法にもとづく「川鵜のタマゴやヒナの間引き」も。

　この宇田川河口では、10数年ほど前から私が「魚に餌付け」していて、稚魚の大量発生とエサやりにも注力しています。そのため、河口は魚影が濃く、６～７羽の川鵜達が時間をズラして捕食に来ていますが、魚が多いため、コイやフナなどが捕食されることも激減。
　
　それに冬場の半年近くは多くの川鵜が瀬戸内へ移動で留守。クロちゃんも移動したのか鉄砲・殉職等なのか、忽然と姿が消滅(寂しい～～～)。

　それはともあれ「川鵜の鉄砲・殉職」は川漁師さんの生活のためには仕方ないことで、いつも覚悟してます。
(川鵜の寿命は４～５年ですが、エサが豊富で鉄砲・殉職が少ないと１５年以上 生きます。)

男前(性別不明)のクロちゃん(川鵜No.1)。道路で「早く魚食わせて～」と、私のエサ袋の横で地団太ふみふみ。

　ソッと手をのばして背中をサワサワ。すると突然、クロちゃん(川鵜No.1)が振り返り口ばしで軽く「ツン」。
　慌てて手を引っ込めましたが「手の甲に微小な赤い点が・・・」
これが赤の他人なら、手を切り裂かれてたことでしょうね。

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