ジビエ肉(生)で「E型肝炎」の恐れ
E型肝炎はE型肝炎ウイルス(HEV)によって引き起こされる急性肝炎で、死亡率も比較的高く要注意ですね。
牛や豚の生レバーや、イノシシや鹿などのジビエ肉(生)からの感染が警告されています。牛や豚の生レバーは飲食店での客への提供が禁止されましたが、最近のジビエ肉ブームで、イノシシや鹿などのジビエ肉(生)からの「E型肝炎」の感染が懸念されます。
最近は、居酒屋や普通のファーストフード店でも販売されていて、通販もあるので、食肉処理業や食肉加工業などの認可を受けた施設で適正に処理されたジビエ肉なのかどうかの識別が困難になりつつあります。
E型肝炎ウイルスは、70℃10分間又は95℃1分間の加熱により感染力を失います。加熱の徹底と見極めが必須ですね。
今、日本の農家は鳥獣害に苦しめられていて耕作地放棄も続々。その被害農家を救う「ジビエは鳥獣害対策の切り札」です。
ジビエを食べたことのある人の76%は「再度食べたい」と回答。
その理由は「おいしい」からとも。
いいなと思ったら応援しよう!
頂いたサポートは、生き物ポランティアのエサ代金などに充当させていただきます。
かわゆいウミネコ200羽達や川鵜、ハト達、7頭のヤギ達の笑顔に癒されます。