「骨のオステオポンチン」増えると"老化"
本来の「オステオポンチン」は、骨の骨芽細胞が出す若返りホルモンとして、免疫アップにも貢献する大切なホルモンです。
しかし老化とともに、免疫のT細胞が"オステオポンチン"を放出し老化や"慢性疾患"を促進するという不都合な状況が現れます。
近年、老化の原因物質として注目を浴びている「オステオポンチン」(タンパク質)。
それだけでなく、「オステオポンチン」がメタボ(糖尿病など)やガン、動脈硬化、認知症、気管支喘息などの原因となる"慢性炎症"の原因物質のひとつとしても注目されています。
⇒ ■ガンが怖い "慢性炎症"
人間の寿命(老化)と致命的な疾患を左右する「オステオポンチン」。
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「オステオポンチン」は
①"慢性炎症"の発生で増加
②"老化や内臓脂肪量増大"で増加
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①"慢性炎症"の発生で増加
生体の保護反応の"炎症"のうち、長期間続く"慢性炎症"は症状としては現れにくく、メタボ(糖尿病など)やガン、動脈硬化、認知症、気管支喘息などが発生して初めて判明します。
"慢性炎症"の原因は、「感染、外傷、毒性物質の暴露、自己免疫の破綻」など。
40代以降に急進展しやすく
1)免疫力の低下
2)体の老化
3)肥満(脂肪の蓄積)
これらが原因となり、体のいたるところで発生する老化細胞や細胞の死骸。そしてそれらを攻撃しはじめる免疫細胞。
免疫細胞は"活性酸素"を用いて、異物を攻撃しますが、老化細胞はいくらでもあり、絶え間ない攻撃が続きます。
そして、損傷部位は再生・修復されるのですが、絶え間ない攻撃でコントロール不能となり、デタラメな組織がどんどん増殖してゆきます。
そのため、気道が狭くなるケースが"気管支喘息"。
"慢性炎症"を防ぐ方法は
1)抗酸化物質(食材)の摂取
"活性酸素"を除去するために、食材でビタミンCや各種ポリフェノールの摂取
2)魚(オメガスリー不飽和脂肪酸)の摂取
青魚に多い "EPA"や"DHA"の摂取
3)体の急性炎症(歯周病など)の根治
症状のある急性炎症を放置しない
4)ダイエットを行い肥満から脱却
食事療法だけでなく、若返り効果のある運動療法も大切ですね。
5)暴飲暴食や喫煙、野菜不足から脱却
特に、"感染"による慢性炎症が多くのガンを誘発するので要注意ですね。
★ピロリ菌⇒ 胃がん
★C 型肝炎ウイルス⇒ 肝臓がん
★ヒトパピローマウイルス⇒ 子宮頸がん
★逆流性食道炎(胸やけやゲップ)⇒ 食道がん
★気管支炎⇒ 肺がん
★潰瘍性大腸炎⇒ 大腸がん
★皮膚炎⇒ メラノーマ
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②"老化や内臓脂肪量増大"で増加
人は年をとるにつれて、全身に様々な老化現象が起きてきます。
シミしわは皮膚の老化、動脈硬化は血管の老化、骨粗しょう症は骨の老化です。
このような全身の老化を進めている悪玉物質が「オステオポンチン」です。
老化とともに、免疫のT細胞が"オステオポンチン"を放出し老化や"慢性疾患"を促進するという不都合な状況が現れます。
100歳以上の長寿者には圧倒的に少ない"オステオポンチン"(血中濃度)。
オステオポンチンが多い人ほど老化が早まり、少ない人ほど老化が遅くなるとも。
内臓脂肪が多い人ほど免疫細胞に異常をきたして、オステオポンチンの量が多いというデータがあります。
残念ながら、ダイエットで体脂肪を減らしても"オステオポンチン"は減らなかったとのことです。
その"オステオポンチン"を減らして長生きする方法は
①オメガ3不飽和脂肪酸の摂取
青魚に多い"EPAやDHA"の摂取
植物油の"リノール酸"の摂取
オリーブ油の"オレイン酸"の摂取
②野菜(食物繊維)の摂取
生よりは加熱(チン)して摂取
③発酵食品で整腸快便
④ストレスをためない
①健康な食生活の構築
➡ ■美味しくて楽な「健康ダイエット食事法」
②健康な運動習慣
➡ ■IQ180の「楽勝!運動ダイエット」
③総合的な健康習慣
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④まだ、ハゲや薄毛でウロウロしてるの?
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⑤ガンじゃないけど 制ガン対策
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