「光免疫療法」で、全身転移ガンを壊滅!


 世界の10か国(日本)もが参加する大規模な臨床試験が始まる再発・頭頸部ガン患者275人への「光免疫療法」の効果立証テスト

 「光免疫療法」の仕組みは
多くのガン表面に発現する「EGFR((上皮成長因子受容体))」というたんぱく質にくっつく抗体に「光感受性物質」を結合させた新しい薬剤を製作。
 その薬剤を注射で投入し、ガン細胞に結合したのち赤外線を照射してガン細胞を破壊する方法。

 EGFRは頭頸部がん以外にも、大腸がんや胃がん、食道がん、胆道がん、一部の膵臓(すいぞう)がんなど、さまざまながんに発現します。

 赤外線は体への害もなく、分子標的剤などよりはるかに少量の薬剤ですみ、副作用も激減

 「光免疫療法」のスゴさは、1か所のガンを治療することで全身に転移したガンも壊滅出来ること。
 また、ノーベル賞を受賞した「免疫チェックポイント阻害剤」は、一部の患者のみに有効ですが、先行して「光免疫療法」を1か所実施して、そのあとに「免疫チェックポイント阻害剤」で治療すると、ガンの90%が完治という劇的効果も。

 光を利用してがん細胞だけをピンポイントで破壊する治療法の「光免疫療法」は、米国立保健研究所(NIH)主任研究員の小林久隆医師が考案し、楽天の三木谷浩史会長兼社長が、画期的な治療として開発をバックアップしている事(開発&製造会社を設立)でも有名ですね。


"高免疫力"獲得 でガン制圧


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